Tintri OS(TxOS)は、ML/AI技術を活かし自律運用を実現する次世代のストレージOSです。
マルチハイパーバイザ対応、VM/コンテナ/DBレベルの管理を提供します。
従来ストレージのようなLUN/ボリュームといった管理は一切不要で、ストレージの専門知識を必要としない簡単な管理を実現します。
業界トップレベルの簡単でシンプルな管理
Tintriは業界でトップレベルの簡単な運用を実現します。専用のファイルシステムを提供し、LUN/ボリュームといった管理が不要です。仮想化、DBと連携し、VM毎、DB毎の管理を提供します。また、全てのI/Oをモニターしデータを取得、AI/ML技術を使って最適化を図り自立運用を実現します。
設定項目も少ないため、検証などの工数を大幅に削減し、導入や拡張は15分です。
ストレージの運用コストに加えて、拡張や予備のためのオーバープロビジョニングなど無駄なコストを削減できます。
マルチハイパーバイザー対応
VMware vSphere、Microsoft Hyper-V、Citrix Hypervisor、Red Hat KVHに対応し、異なった仮想環境で仮想マシンレベルの管理を利用できます。1台のVMstoreノードで複数のハイパーバーザーを混在させることも可能です。プライベートクラウドでの重要な要件にも適応することができます。さまざまなワークロードを実行するVMに対応し、仮想環境を集約するとともに投資を最大限に活用することができます。
専用I/Oレーンと自動最適化(自動QoS)
Tintri OSの内部で各VM毎に専用のI/Oレーンが用意していますので、VM同士のIOの干渉を防ぎます。
また、VMのI/O情報を収集しAI/MLの技術を使って性能の自動最適化(自動QoS)を行います。シーケシャル、ランダムなど様々なI/Oワークロードが混在する場合においても、細かい設定を必要とせずにアプリケーションに最良のパフォーマンスを提供します。
さらに、突発的なI/O要求が発生した場合にも、予備のリソースを使いカバーしますので、他のVMは影響を受けずに安定稼働を実現します。
マニュアルQoS~手動での調整も可能
Tintriは自動的にI/Oを最適化(自動QoS)することができますが、マニュアルでもVM毎に性能の上限・下限を設定できます(マニュアルQoS)。ビジネスニーズ、重要度に合わせて、ストレージを再構成することなく性能を調整することができます。
一方、一般的なストレージではLUN/Volume単位でQoSの設定ができますが、VM間でのI/Oが干渉した場合には設計の見直しが必要となり、変化する環境の中でSLAを担保するのは困難です。
VM単位の可視化
Tintri VMstoreは、VM単位で、ホスト(サーバー)、ネットワーク、ストレージのレイヤーのリアルタイムでのレイテンシを可視化できます。仮想マシン単位でレイテンシーの内訳を瞬時に見ることができるため、性能問題が起きた場合にも迅速に原因を特定し、解決できます。
一般的なストレージでは、LUN/Volumeベースでしかストレージの稼働状況が分からないため、性能問題が起きた時は、vSphere、ネットワーク、ストレージのレイヤーでログレベルを上げて解析が必要となります。このため解決に時間がかかることが多々あります。
VM単位のスナップショットとクローン
Tintriでは、VM単位、あるいはVMのグループ単位で、データ保護できます。スナップショットは、スケジューリング、保存期間の設定が可能で、容量効率に優れ、サーバーに負荷をかけずに瞬時に高速にバックアップ用データを取得できます。また、VM・DB単位のポインターベース(inode)のスナップショットのため、瞬時作成可能でストレージ消費は変更データのみです。
Tintriクローンでは、VM・DB単位のスナップショットからオリジナルVMを複製します。クローンもポインタベースのため、瞬時にリカバリすることができます。