VMware vRealize Operations(vROps)2.0 連携を実現した『Tintri Management Pack』

今回のポイント

  • Tintri Management Pack for vRealize Operations(vROps)」は、vROPのユーザーインターフェースからストレージを直接管理することができるようになりました。
  • このプラグインの新バージョン2.0には、新しい機能も導入されています。2つのモニタリングダッシュボードと、Tintri Global Center API経由で接続できるという新たな機能が加わりました。

2015年12月に、vRealize Operations2.0対応『Tintri Management Pack』を全面的に刷新しましたのでご紹介します。このパッケージはTintri Support Portalから無償で入手できます。

この新バージョンには新機能が加わって、VMwareのvROpsプラットフォームとの互換性を持っています。

  • 互換性:vROps 6.0+とvROps6.1+をにサポートします。
  • ダッシュボード:2つのモニタリングダッシュボード(「Environment Overview」と「VM Detail」)が新たに加わりました。
  • カスタムアラート:問題解決を素早く。あらかじめ用意されたアラートと提案がご覧になれます。
  • TGCサポート:Tintri Global Center API経由で接続可能です。

Tintri Management Pack for vRealize Operations(vROps)」は、仮想マシン(VM)レベル、またはアプリケーションレベルで、バーチャルワークロードの高度なモニタリングを実現します。 vROPsとTintri Global CenterのREST APIにより、VMstoreを直接、またはTintri Global Centerに接続して、複数のVMstoreを容易に管理することができるのです。
また、VMごとのスナップショットメトリクスの表示により、運用チームはアプリケーションの保護状態(過度または不十分な保護状態)を即座に確認することも可能となりました

vROps VMごとのスナップショットメトリクス

仮想マシン単位でのストレージ統計、トレンディング、および明瞭な見える化を提供し、プライベート クラウドなどの大規模な仮想化環境におけるストレージのトラブル シューティングを簡素化します。また、vROpsの単一インターフェースにてTintri VMstoreを含めた仮想環境の運用管理が行え、運用管理業務の負荷を軽減するとともにともに、生産性をさらに高めることができます。

運用管理の変化