リモートデスクトップの活用法
リモートデスクトップの利用を許可する方法
リモートデスクトップを利用することで、別のwindowsパソコンに接続することが可能になります。しかし、利用するには設定をする必要があるのですが、パソコンに慣れている人であればともかく、あまり慣れていない人や、詳しくない人は設定の仕方がわからない場合も多いでしょう。そこで主な設定方法を紹介します。
まずはwindowsのスタートボタンをクリックします。そうするとコンピューターという項目欄があるので、カーソルを合わせて右クリックしてください。右クリックをするとプロパティという欄があるのでクリックをして開きます。そうすると左側の欄にリモート設定と書かれている箇所があるのでこの欄をクリックしましょう。次にリモートデスクトップユーザーダイアログボックスにある追加という部分をクリックしてください。
検索場所を指定したいのであれば、場所をクリックしてから検索する場所を選びましょう。選択するオブジェクト名を入力してくださいという欄で、追加したいユーザー名を入力すれば完成です。そうするとユーザーの一覧に自分で記入した名前が表示されるので、後はOKをクリックすれば問題はありません。基本的にはこのような設定方法になるのですが、OSの種類によって表示が異なっている場合や、多少手順が異なっている場合、順番が異なっている場合などもあるので注意しましょう。
他にもwindowsファイヤーウォールで接続を許可することもできますし、パスワードを設定することも可能になっています。リモートデスクトップを開始する場合には、スタートボタンを押して検索ボックスにリモートデスクトップと入力し接続をクリックすれば完了です。文字で記載すると難しく感じるかもしれませんが、実際に入力してみるとそれほど難しくはありません。
OSによって設定方法が変わる
windowsというOSにはいろいろな種類があります。インターネットが本格的に接続できるようになる以前に登場したwindows95という種類からは、どんどん新しいOSが誕生しているのです。もちろん95が登場する以前から使用されていたOSですが、それから98や2000、常時接続であるADSLが登場してからMEやXP、VISTAなどもよく知られているでしょう。特にXPは比較的長い期間最新のOSとして利用されてきたので、知っている人もたくさんいると思います。
それから7や8が登場し、2017年現在ではwindows10というOSが最も新しくなっています。しかし、どの種類のOSでもリモートデスクトップを使用することができるのですが、OSの種類によって設定方法などが多少変わってしまうのです。そのため、別のOSで設定方法を検索しても、記載されている項目が存在しないので、設定方法がわからないということも多くなっています。まずは自分が使用しているOSの種類をチェックしておき、それから設定方法を検索するようにしましょう。
検索するときには、自分が使用しているOSの名前に加えてリモートデスクトップの設定方法などと入力するのがよいでしょう。そうすれば比較的簡単に見つけることができます。他にもチェックを入れる項目がチェックされていないと、実際検索して出てきた欄が表示されない、もしくはクリックできないという場合もあるのです。うまく設定ができなかった場合には、自分の使用しているOSが間違っていないかを確かめてみましょう。間違っていないのであれば、チェックされている項目も確かめておくべきです。これでうまく設定ができるようになるでしょう。
主な利用方法
windowsでリモートデスクトップをどのようにして利用している人が多いのかというと、主に遠隔操作です。たとえば出張先で会社にあるパソコンを操作する、自宅に帰宅してから会社のパソコンを操作して仕事をすることができるようになります。最近はフレックスタイム制を導入している会社も多くなってきました。フレックスタイム制というのは、コアタイムと呼ばれている短い時間のみ出社していれば、後は何をしていても問題ないというシステムでありコンピューター業界を中心に導入されているのです。
このような場合、自宅で仕事をするというケースも多いのですが、中には会社に行かないとできないような作業もあるでしょう。それを遠隔操作によって、自宅からでも会社のパソコンに接続して仕事ができるというのが最大のメリットなのです。もちろんいつでも勝手に会社のパソコンに接続して好きなことができるというわけではありません。通常は会社のパソコンを家で使用する旨を上司や責任者に告げてから行うのが一般的です。そうしないと悪用されてしまうこともあるでしょう。
windowsのパソコンを使用する場合には、通常XP以降の新しい種類のOSでなければ使用ができませんので注意しておきましょう。場合によっては出張する場合、移動中に作業をしてほしいと言われノートパソコンを持って移動することもあるでしょう。このようなときにもリモートデスクトップ接続というのは役に立つのです。効率的に仕事ができるようにするためには、このようなシステムの導入も必要になってくるので、これからはどんどん導入する会社が増えてくるでしょう。