クラウド コネクター:TintriとAWSを連携させてハイブリッド クラウドを可能に

TintriをAWSとIBM Cloudと連携させることで、ハイブリッド クラウド環境を推進


ここで知っていただきたいこと

  • Tintriクラウドコネクターは、社内のTintriをパブリック クラウドに拡張し、プライマリーのオンプレミス インフラストラクチャーを提供しながら、セカンダリーのDP / DR戦略に適合します。
  • Tintriは仮想マシン単位で動作するため、データのリカバリーは非常に効率的です。必要なデータだけを復元します。
  • 単なるブランド パートナーシップだけでなく、S3プロトコルを経由して、AWSとIBMに接続することで、Tintriはオンプレとパブリック クラウドの共存を可能にします。

今やマルチ クラウドは当然のこととなってきており、運用する担当部署はオンプレ、プライベート クラウド、パブリック クラウドといった複数の環境を同時に運用しなければなりません。Tintriは、エンタープライズ クラウドプラットフォームをパブリック クラウドと緊密に統合するソリューションTintriクラウドコネクターを提供しています。

Tintriはクラウドコネクターは、オンプレのTintriのスナップショット  データをAWSやIBM Cloud Object Storageに転送できるものです。
VM単位のデータ転送、重複排除および圧縮機能という特徴を利用して、データをパブリック クラウドに格納する最も効率的な方法です。
市場調査機関であるESG (Enterprise Strategy Group) の分析によると、Tintriクラウドコネクターは従来のシステムと比較して、次のことが可能です。

  • 管理コストを約72%削減
  • 低いクラウド ストレージとデータ転送のコストは計算上80~88%削減。
  • RPO / RTOを最大4倍まで下げる

それでは、Tintriクラウドコネクターを従来のソリューションと明確に区別する3つのことを探してみましょう。

1.データ保護

TIntriクラウドコネクターは、より広範囲なデータ保護と災害対策に対応します。Tintriをプライマリー ストレージとして使用することで、オンプレミスにあるTintriのバックアップ データをパブリック クラウドに保存できます。以下のスクリーンショットは、Tintriでどのようにデータ保護を管理するのかを表示しています。インターフェース1つで、スケジュール、保存期間、およびレプリケーション ターゲットなどのポリシーを構成することができます。

2.抽象化

パブリック クラウドへのバックアップを検討するには効率を考えることが重要です(コストを削減し、リカバリーを高速化するために)。Tintriのスナップショットは、インライン重複排除と圧縮を使用することで、更新のあったデータだけをWAN経由で送信します。Tintriクラウドコネクターは、GETやPUTなどのHTTP要求を最小限に留めることで、パブリック クラウドのアクセス料金を軽減させます。

Tintriは仮想マシン単位で動作するため、社内クラウドとパブリック クラウド間で不必要なデータ量を転送することはありません。停止後にデータとアプリケーションを復旧する場合、この細かい抽象化により、必要なデータだけを復元することができます。仮想マシン内のファイルレベルのデータ復元にも対応しています。

つまり、運用中ことあるごとに起きる細かな問題を、今よりもはるかに素早く対応し、解決できるようになります。 

3.パブリッククラウド

S3プロトコルを経由してAWSとIBMに接続することで、お客様がバックアップ環境の導入を低コストで実現するソリューションをリリースすることができました。既にお客様がAWSまたはIBMクラウドをご利用の場合、Tintriのバックアップ環境は容易に構成できます。

すべてのお客様のアプリケーションの詳細まで把握をしているわけではないということは明確ではありますが、お客様がエンタープライズクラウドと他のクラウドを接続するための簡単かつ効果的な方法を必要とする多くの理由があることは明白です。Tintriクラウドコネクターのデモについては、Tintri担当者にご連絡いただくか、直接お問い合わせください