お客様とともにITを革新~Tintriの今後の取り組み・方向性

お客様とともにITを革新~Tintriの今後の取り組み・方向性

Tintri事業の責任者であるPhil Trickovic(フィル・トリコヴィッチ)によるTintriの取り組み・今後の方向性についてのブログをご紹介します。


かつてない規模とスピードでグローバルにデジタル変革が進み、マイクロ秒ごとに膨大なデータが生成/処理されています。このような状況に対応し、アプリケーションのライフサイクルを改善し、コストを削減し革新的な効率性をもたらす新しい取り組みが始まっています。

あらゆるスタックにおいて、最新のアプリケーションの成長の波が押し寄せています。この成長は、処理アーキテクチャの予想以上の進歩に加え、データの収集、分析、AI技術の革新によって加速されています。
限られたリソースでより多くのことを実現し成果を出すためには、どうするべきなのでしょうか?

多くのお客様やパートナー様からいただいたたくさんのご意見を踏まえ、また興味深い業界トレンドも踏まえて、Tintriの取り組み・今後の方向性についてお話ししたいと思います。

お客様のペインはできるだけ早く解決

コロナ禍によって仕事環境が激変しましたが、2022年以降はこの新しい環境”ニューノーマル “な環境をより活用していくかなければなりません。この予想外の展開によって、ITインフラの迅速なリカバリーソリューションへのニーズがハイライトされました。IT管理者は、増大するITサポートの問題に対処するために、適切なソリューションを見つけなければならないでしょう。

ランサムウェアの攻撃は、厳しい経済状況のなか経営基盤が脆弱化している企業にとって、「棘」のような存在となっています。これらの攻撃への対処には、予防と復旧のための高速でインテリジェントなソリューションが必要となります。Tintriは、異常の検出や身代金要求されたデータの迅速な回復を支援します。 分析機能の活用方法と脆弱なアプリケーションの仮想化についてユーザーを教育することは、ランサムウェア攻撃の予防に役立ちます。

“ニューノーマル “な環境に対応するため仮想デスクトップインフラの利用も増加し続けています。在宅勤務が定着するにつれ、IT サポートには迅速なメンテナンスが求められるようになります。 高まる導入の波に圧倒され、IT リソースはすでに手薄になっています。 遅延を防ぎ、効率を最大化し、環境を維持し続けるために必要なリソースが今まで以上にクリティカルになっています。

より少ないリソースでより多くを 

ITニーズの爆発的な増加により、管理者は新たな標準化へ取り組む必要に迫られています。COVIDによってワークロードをオンラインに移行するという差し迫った要件から、従来のアプリケーションの問題が明らかになり、より費用対効果の高いワークロード・インテリジェンスの必要性が浮き彫りになりました。マイクロサービスやAIOpsへのシフトは、ワークロードの自動化に役立ち、在宅勤務環境もサポートしなければならない管理者の負担を軽減します。

Tintriは、AI技術を活用した自動化を実現しています。Tintriによってストレージ管理者が全く必要なくなるわけではないのですが、AIOpsはストレージ管理者の効率を向上させ、新たなビジネス支援などのより価値の高いタスクに集中することができます。また、高い効率性の実現のためにワークロードの自動化やVMware などの仮想基盤プラットフォームへの移行が進んで行くでしょう。

“人” が中心

Tintriはパートナーやお客様との関係を大切にすることに力を注いできました。お客様と深く議論しインターロックすることは、先端技術の実装や活用に役立ちます。お客様やパートナー様の要望にフォーカスしより深く繋がっていくことで、Tintriはストレージプロバイダーとしてより高い価値を提供できるようになります。

例えば、Tintriは、コンテナ/ Kubernetesのワークフローとマイクロサービス・アーキテクチャにおける今後のトレンドに注目し、お客様がその恩恵を受けれるように支援していきます。 私たちは、お客様がワークフローの高度な要求に適応できるようサポートすることを目指しています。Tintriは、マイクロサービスからコンテナ化されたアプリケーションまで同じ機能と利点を提供していきます。 また、既存のAIや機械学習機能の改善・強化も行っていく予定です。

私たちは、クリエイティブでパーソナルなタッチが、パンデミックの状況下においても、お客様との関係を改善するのに役立つことを学びました。人への投資によって、単なるビジネスを超えてブランドの背後に人がいることを伝え、最も必要とされるときに信頼を築くことができます。
Tintriは、仮想ワークロードのためにゼロから設計・開発されました。 私たちはその道を歩み続けています。