ストレージに関するベストプラクティスが99%必要なくなる?

ご確認ください。 – Tintri を導入すれば、これまで存在していた(一般的な)ストレージに関するベストプラクティスの99% は考慮しなくても良くなります。信じられないかもしれませんが、当社が発刊している Citrix XenDesktop のベストプラクティスガイドをご参照いただければ納得いただけると思います。以前は Tintri のユーザで、その後 Tintri に入社して TME として働いている Rob Written 氏 が執筆したドキュメントに目を通していただくとお分かりになれます。Written 氏は、ベンダーとユーザーのどちらの立場も理解しているので説得力があります。

  • XenDesktop 7.1 Quick Start Guide – Tintri ストレージ上で実行されている XenDesktop 環境を構築し運用するために必要なすべての作業について説明します。
  • XenDesktop 7.1 Provisioning Services (PVS) Deep Dive – XenDesktop Deep Dive シリーズ続編 – このホワイトペーパーでは、仮想デスクトップのプロビジョニング向けの PVS に焦点を当てています。
  • XenDesktop 7.1 Machine Creation Services (MCS) Deep Dive – XenDesktop Deep Dive シリーズ続編 – このホワイトペーパーでは、仮想デスクトップをプロビジョニングするためのMCSに焦点を当てて説明します。
  • XenDesktop 7.1 Tintri Native Clones Deep Dive – XenDesktop Deep Dive シリーズ続編 – このホワイトペーパーでは、仮想デスクトップのプロビジョニングを Tintri ネイティブクローンで行う方法について焦点を当てています。
  • XenDesktop 7.1 Provisioning & Machine Creation Deep Dive – 上記プロビジョニング Deep Dive には、すべてのXenDesktopのプロビジョニング方法に適用される情報が含まれておりますが、、このホワイトペーパーではそれに対しての代替的な方法について説明します。

※ドキュメントは英語版です。

これらのガイドからお分かりいただけることは、

  • いわゆるベンダーが作成したようなベストプラクティスガイドではありません。ここで言及していることは、優位点、懸念点、ビッグバン理論、運用上の憂慮すべき点などです。
  • ストレージ構成の詳細には殆ど触れていません。それよりもパフォーマンス分析について述べられています。
  • Citrix の詳細について記載されており、お客様が直面する課題と解決方法を述べています。

未だかつて、ストレージのベストプラクティスガイドでありながら、ストレージの設定について述べられていないような文書をご覧になったことはありますか?これらのドキュメントを読めば、「アプリケーション主体」での Tintri スマートストレージの運用方法について記載されていることがお分かりいただけると思います。なぜなら Tintri はストレージの設定や運用管理に工数を掛ける必要が殆どないためです。仮想化環境を監視、把握、適応できるストレージですから、そのような詳細を記載する必要がないのです。Written 氏はこのように語っています。

「他社のベストプラクティスガイドと明らかに異なっているのは、ストレージに関する欲しいと思っていた情報が載っていないことです。しかしながら、ストレージ構成の詳細が掲載されていないのは、私の手落ちではありません。この内容が VDI 環境を導入するための全てなのです。」

もし Citrix XenDesktop 環境を構築したいと思っているのでしたら、 Tintri を検討していなくてもこれらのベストプラクティスガイドを読んでいただきたいと思います。なぜなら内容は Tintri ストレージよりも Citrix XenDesktop に関することがほとんどだからです。

このドキュメントは環境構築と運用における各ステップを掘り下げて説明しています。それぞれのシーンでのプロビジョニング手法、優位点、考慮点を説明することで、お客様がどのように環境を安定稼働させ、IO特性や様々な活用シーンでのインフラの挙動を把握できます (Tintri はストレージのみならず、サーバやネットワークの稼働状況も見渡すことができます)。運用状況をリアルタイムならびに時系列で見える化し、ストレージが最大限に活用されます。また、将来の拡張計画も立てやすくできます。

これらのドキュメントのおすすめできる点は、Tintri の管理画面でホスト、ネットワーク、ストレージの稼働状況ををエンドツーエンドで見ることができることを説明している部分です。詳細はドキュメント内でご確認頂きたいのですが、以下のスクリーンショットは Tintri GUI の管理画面で1日に稼働状況を示したものです。Tintri GUI は任意のポイントでの10種の負荷状況をグラフィカルに確認することができます。状況は VMstore GUI で過去 7 日間、Tintri Global Center で過去 30 日分を見ることができます。IOPs (リード、ライト)、 レイテンシー (ホスト、ストレージ、ネットワーク)、ブートアップ、ログインのない状況から 1 日経過しての状況把握などの項目をを見渡すことができます。

Tintri XenDesktop Analysis Screenshot 1

Tintri XenDesktop Analysis Screenshot 2

詳細はドキュメントをご確認下さい。

ストレージの構成や管理の工数をほぼゼロにし、環境をエンドツーエンドで見える化しているため、ベストプラクティスとしては RDM、DB/logs、チューニングのパラメタ、ブロックサイズなどの話は掲載していません。お客様は、ただ Tintri データストアをサーバにマッピングして、VMを追加し、管理 GUI で仮想化環境を監視、把握、適応できる様を確認するだけなのです。