インテリジェント・インフラストラクチャ 〜インテリジェンス=知識の習得+知識の適用

インテリジェント・インフラストラクチャ 〜インテリジェンス=知識の習得+知識の適用

そもそもインテリジェント・インフラストラクチャとは具体的にはどういう意味なのか?実際にどのようにインテリジェンスを測定しているのか?このブログでは、この2つの質問にお答えしたいと思います。

インテリジェンス(知能)とは、知識とスキルを習得して適用する能力と定義されています。[1]

Tintriは、パフォーマンス、設定、構成の最適化のために、インテリジェント・インフラストラクチャによる知識の習得と適用が必要であると考えています。なぜならばインテリジェント・インフラストラクチャであれば「知識の習得と適用」は、人の手をかけずに毎日24時間自動的に行うことができるからです。

それでは、インテリジェンスは実際にどのように測定するのでしょうか。何を習得し、どのように適用するのでしょうか。

一般的なストレージ管理では、アプリケーションのニーズを計算し、その要件を満たすようにストレージアレイを構成することに、時間の大部分が費やされています。ニーズは必然的に変化(あるいは計算が間違っていて青ざめたり)するため、最初からこのプロセスをやり直したり、それが繰り返されることも多くあります。

平均では、ある企業・行政機関など、データセンターにおいて、500TBを管理するごとに年間2,100時間(正社員1人の労働時間に相当)が費やされています[2]。ストレージフットプリントの増加、ストレージの知識を有す専門職の減少、これらの環境を管理するソフトウェアツールのコスト上昇により、これは今や耐え難い状況となっています。

Tintriは、自律的な管理機能とツールを製品に直接組み込んで、運用上の負担を取り除き、できるだけ不必要なツールを減らすことを目指しています。

現状では企業などのインフラストラクチャは、ほぼ100%仮想環境を活用しているためインフラストラクチャのすべてのレイヤにおいて仮想マシンを管理単位にするべきなのですが、残念ながら一般的なストレージ・インフラストラクチャではそうはなっていません。Tintriは、現在のデータセンターにおける最大のこの問題を解決し耐え難い状況を改善していきたいと考えています。

例えば、vCenterまたはAWSコンソールにログインして、ホストのみが表示される、これらの環境の管理はホストを測定・管理のみ実行されるとしたらいかがですか?これでは、全く不十分ですね。ではなぜ、このような大きな制限がある一般的なストレージアレイを利用して管理することに満足されているのでしょうか?

仮想マシンとは何かを理解することが、インテリジェント・インフラストラクチャの最初のステップです。仮想マシンをよく理解した上でストレージ・インフラストラクチャを設計すると、仮想マシンの動作を測定し、それに応じて対応することができます。このようにして、Tintriはインテリジェント・インフラストラクチャのインテリジェンスの基盤を整えてきました。

インテリジェント・インフラストラクチャであるVMstoreは、パフォーマンスリソースを仮想マシンに自律的に割り当てるため、個々のワークロードはどのような場合でも1ミリ秒のレイテンシが得ることができます。このプロセスは1日に何百回も発生し、それが来る日も来る日も続きます。構成は不要で、人の手間もかかりません。仮想マシンの動作が変化すると、VMstoreの構成も変化します。

さらに重要なのは、仮想マシンのパフォーマンスと容量の傾向の学習を中心としたこれらの複雑な分析によって、独立したインテリジェントなストレージアプライアンスのグループを最適化することができることなのです。

何か聞き覚えのある機能ではないでしょうか。これは、VMWareのVCenter Serverなどの仮想化管理ソフトウエアが、クラスタとその中のコンピュートホストを管理する方法と同じです。ストレージ・インフラストラクチャが取得できる知識は、パフォーマンスと容量のニーズだけではありません。

VMstoreに対して、ある仮想マシンのセットが、特定のデータ保護、サービス品質、またはレプリケーション要件を必要としていることを通知すると、仮想マシンがどの物理アプライアンスに存在するかに関係なく、システムは要件を適用します。仮想と物理の関係が変化すると、VMstoreは、それらの仮想マシンレベルの設定を維持するように変更します。これは100%自律的に行われます。この機能を持たない一般的なストレージアレイでは、これらの設定を毎日手動で構成(および再構成)する必要があり、作業時間のほとんどを費やしてしまうことになりでしょう。

Tintriでは、インテリジェント・インフラストラクチャがお客様に変わって自動的に処理を行うことで、最も貴重な資産であるお客様の作業時間を解放するべきだと確信しています。

インテリジェンス=知識の習得+知識の適用

ご興味をお持ちいただけたでしょうか。それとも、そんなうまい話が本当とはとても信じられないとお疑いでしょうか。

インテリジェント・インフラストラクチャの多くの利点と実際の活用例についてご興味のある方はぜひお問い合わせください。デモンストレーションや事例など、ご紹介させていただきます。

 

[1] Wikipedia
[2] Gartner, IT Key Metrics Data 2019: Key Infrastructure Measures: Storage Analysis: Current Year, Eric Stegman, Disha Badlani, Shreya Futela, 17 December 2018.