容量拡張がドライブ単位で可能になりました

一度に8台のドライブを追加して現金を無駄にしないでください。ドライブごとに必要なものだけを追加することができます。


ここで知っていただきたいこと

  • 従来のインフラストラクチャでは、8の倍数でドライブを追加する必要があります.Tintri by DDNでは、一度に1つずつ追加できます。それだけで理にかなっている。
  • Tintriは、疎結合のストレージプールとして動作します。つまり、別のアレイを追加するために必要なことは、プールに別のデバイスを追加することだけです。
  • つまり、Tintri EC6000はケーブルの悪夢とドライブ破壊を回避することを意味します。これは心配のない全フラッシュアレイです。

新しいTintri EC6000は、一つの2U筐体で19 TBから645 TBまでのラインアップを備え、最大32万IOPSを発揮することができる新しいフラッシュアレイです。そして、今回新たに採用されたのが、SSD単位での容量拡張です。これまでのT5000の場合、拡張はSSD13台搭載モデルの場合は追加で11台揃える必要がありました。そして新しいTintri EC6000では、SSD13台搭載モデルであれば容量追加はSSD1台ごとに細かく行うことができます。対して他のフラッシュストレージの場合、多くは8の倍数でしかドライブを追加できないようです。

また、スケールアウト型ストレージにおいて、新しいアレイ自体を追加する場合はどのようにするでしょうか?よくあるケースではケーブル長の制限のため、できるだけ近いラックスペースを見つけて(または作る)、それらをデータ分散用のネットワークに配線させます。

一方、Tintriは、スケールアウト型であっても疎結合で拡張します。容量とパフォーマンスを追加する場合は、別のデバイスを追加するだけで自動的にストレージプールに追加されます。データ分散用のネットワークは必要ありませんし、ケーブル長による場所の制限もありません。簡単に拡張することができるのです。

あなたの頭痛にTintriが効きます

Tintri EC6000の新機能であるSSD1台単位での拡張を「Drive-by-drive」機能と呼びます。この機能は、SSDを1つずつ追加して、コンソール上でワンクリックするだけで容量を増やすことができますので、とてもかんたんですし、予算との兼ね合いで徐々に少しずつ追加したいというニーズにも応えることができます。ストレージの仕様に縛られて過剰な投資をせずに済むのです。Tintri EC6000は、エンタープライズクラウドを構築するための最良の選択のひとつになるはずです。構築当初は検証やテストでスモールスタートでき、徐々に細かい単位で拡張させることができるからです。

ここに、わかりやすい図がありますので、ご説明します。

挿入、クリック、それだけで拡張

まず、2台のオールフラッシュストレージ(どちらのドライブスロットも多少空いています)があると想像してください。今現在はこの容量で大丈夫です。


しかし、システムは成長し始めます…

一般的なフラッシュストレージでは、ドライブを8の倍数で追加することしかできません。したがって、今は1台のドライブしか必要なくても、7台余計にドライブを追加する必要があります。Tintri EC6000の場合は1台単位でドライブを追加できます。必要な容量だけ購入できるのです。ドライブを挿入し、1つのボタンをクリックすれば拡張は完了します。


そして、既存の筐体内では収まらなくなりました…

さて、ここで、筐体の追加を見てみましょう。一般的なスケールアウト型フラッシュストレージでは、既存の筐体の近くのラックスペースに別のアレイを追加する必要があります。そして追加したアレイを既存のアレイにケーブル接続する必要があります。そして、新しい筐体内にLUNやボリュームをどのように切るかを考えなければなりません。

Tintri EC6000の場合は、筐体を追加したら既存のストレージの一部となり、1つの統合ストレージプールとして扱われます。そしてTintriは、プール内のすべてのVMの配置をを自動的に最適化します。


Drive-bydrive機能の特長

過剰投資なし デイジーチェーンなし ストレージ技術者は
いなくても運用可能
細かい単位で無駄なく拡張できます。 データ分散用のネットワークが
必要ないので、設置に柔軟性があります。
容量の追加はワンクリックで終了します。

Tintriが今回のEC6000にて採用した「Drive-by-Drive」機能の柔軟性をご理解いただけましたでしょうか?