ストレージもストレスフリーに

このゲストブログは、コールマネージメントカンパニー社(CMC)のジェフ・グライス氏からのゲスト投稿です。

企業のIT部門は今、サービスやアプリケーションに関して、高まる期待に直面しています。エグゼクティブクラスともなれば、自宅のPCや(スマートフォン、タブレットなどの)携帯端末は、高速処理が可能で、人気のアプリケーションを搭載したハイエンドクラス製品を持っている時代。そのため一般社員の間でも、コンピューターを「ワンクリックで」思いのままに操りたいという渇望になって広がりつつあります。

このような要望に応えるために、IT部門は強力な仮想化プラットフォームを使うのが一般的です。それは取りも直さず、メモリ、演算、ストレージの容量が、必要なエリアで適時に使用可能な状態になるのかどうかの確認が最も容易だからです。でも、現実はなかなか厳しいのです。なぜなら、「ストレージの容量と質はまったく関連がない」のだから・・・。

IT部門が陥りやすい過ちは、仮想環境あるいはクラウド環境を高スペックなCPUや大容量のRAM、ストレージ容量でプロビジョニングすれば、問題が解決すると考えてしまうことです。この方法だと、クリティカルなデスクトップ仮想化プロジェクトやReporting Services (SSRS)では、高速で安定した作業は到底望めません。なぜこんな問題が起こるのでしょう?容量は大きければ大きいほど良い、はずですよね?

違うのです!大容量であることが必ずしも問題を解決しません。注目すべきは(質、高速ストレージ・パフォーマンスなどに関わる)レイテンシが低いかどうかなのです。1ミリ秒以下のレイテンシに慣れているユーザーが、一般的なストレージ容量で操作すると、まるで1999年に逆戻りしたかのような感覚に陥ります。
どちらが現実的か、想像してみましょう。コンピューターがレポートを作成する間のんびりコーヒーを楽しむ顧客と、データが「今欲しい!」と言う顧客。例えを変えれば、ダイヤルアップ型のモデムを使っていた時代を思わせるようなデスクトップ仮想化に満足する顧客と、ワンクリックで何百ものスプレッドシート、文書、ビジネスアプリケーションをたちどころに呼び出し、デュアルスクリーンを駆使したマルチメディア操作を望む顧客。そう。すでに答えは出ていますね。

そこで皆さんにTintriの『Tintri VMstore』をご紹介しましょう。超高速のストレージ・パフォーマンスを提供することに特化した、仮想マシン(VM)に最適なオペレーティングシステムを搭載しています。その技術をどうやって開発したのか調べることもできますが、すでに機能は社内で実証済みなので、仕組みはわからなくても、とりあえず動くことさえ分かれば良いと、私は考えました。申し分なく最適化された管理コンソール、実質ゼロに近い管理オーバーヘッド。これこそが本当のIT管理ですよ!その上、ユーザーレポートの作成は迅速で、デスクトップ・コンピュータはハイエンドなラップトップのように軽い。おまけにビジネスシステムに関連した多くの問題を隅々まで洗い出し、コンピューターの採算性を上げる機能を自ら示してくれる。私は今、以前のようなストレージ管理に追われるよりも、ずっと意義深い日々を送っています。

Tintriの『VMstore』を使えば、インフラのアベイラビリティ、パフォーマンス、柔軟性の問題はすでに過去のもの。仕事がとても楽になりました。Tintriは、世の中のIT社員がはまり込む先の見えない難問から、私たちを救いだしたといっても過言ではありません。あなたが仮想化やクラウドプロジェクトに着手する時が来たら、ぜひ私の話を思い出してください。“高品質“のストレージの重要性を甘く見ると、痛い思いをしますよ。