統合管理ツールTintri Global Center(TGC)は、仮想化と連携するオールフラッシュストレージ Tintri VMstoreを統合管理し、仮想基盤全体をVM単位に管理・監視することができます。
最大で64台のVMstoreと48万台以上のVMを管理することができ、仮想化基盤の拡張を強力にサポートします。
VMstoreおよび個別のVMの監視
Tintri Global Centerは、1つの場所から、最大64台のVMstoreすべてについて、スペース使用率、パフォーマンスメトリクス、VMアクティビティなど多くの要素を監視することができます。
全VMstoreを対象として集約的に表示されるため、ITチームは利用可能容量やパフォーマンスの全体を把握できます。
Tintri Global Centerは、VMストレージおよび関連するVMのパフォーマンス履歴を最大で30日間保持し、パフォーマンスをはじめとする詳細情報を分かりやすく可視化できます。
VM単位のポリシー管理
Tintri Global Center(TGC)では、VM単位のポリシー管理が簡単にでき、仮想化環境が拡大しても運用をシンプルにします。
Tintri Global Centerは、スナップショットやレプリケーションスケジュールなどの共通ポリシー管理が可能で、要件ごとにVMをグループ化して管理できます。
Tintri Global Centerのポリシーは、VMstore、ハイパーバイザー、ロケーションにまたがりVMをグループ化することができ、グループに新しく追加されるVMも定義済みのポリシーに従います。
また、VMware vMotionにも対応するため、別のVMstoreに移行された場合でもVMはポリシーを保持できます。
マルチテナント機能
Tintri Global Centerの役割ベースのアクセス制御によって、複数のユーザーの役割とアクセス制御を使用した大規導入が可能になります。
Microsoft Active Directory (AD)と統合したことで、Tintri Global Centerの役割をADグループにリンクできるようになり柔軟性が向上しました。
これにより組織は既存の認証方法とユーザー管理インフラストラクチャーを活用できます。
REST APIとPowerShell ツールキットで既存のスクリプトに統合
Tintri Global Centerの機能はすべてREST APIを通じて使用することができ、また一般的に使用される機能は PowerShellからでも利用可能です。
APIまたはPowerShellの呼び出しは、TGC(総合的情報の場合)に転送されるか、あるいは直接VMstoreに送信されます。
PowerShellのコマンドレットは、VMware PowerCLIおよびサードパーティの自動化ツールと組み合わせることができます。