ITの自動化/AIOPS
自動化ストレージを活用
DXが加速する中、ITに対する要求も高まっています。しかしその一方、リソースは増えません。予算、人材、時間全てが限られています。この限られたリソースで高まるデジタル化のニーズに対応するためには、ITの自動化、AI技術を活用した運用の自動化AIOpsを活用が求められます。
ITインフラの中でもストレージは、専門知識が必要とされ、導入や変更に時間がかかることが多く課題となることが多いのですが、自動化に向けて大きく進化しています。
1.DXが加速、ますます求められるITの自動化/AIOps
DXを支援するため企業のIT基盤ではどのようなことが課題となっているのでしょうか?JUAS(一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会)「企業IT動向調査報告書2021」に挙げられている上位の課題を列挙します。
IT基盤における企業の優先課題
- ・セキュリティ対策・管理の強化
- ・ビジネスに柔軟かつ迅速に対応出来るIT基盤の構築
- ・IT基盤の保守 / 運用管理費の削減
- ・IT基盤の運用管理業務負担の軽減 / 省力化
高まるビジネスニーズに対応しなければならない中、セキュリティ対策はますます重要になり大きな負担となっていること、さらに、ITのコストも運用負荷を削減も求められているという状況が浮き彫りになっています。
このような中、ITの自動化、AI技術を活用した運用の自動化AIOpsへの取り組みはまさに必然と言えるでしょう。
IT運用の中でもストレージ管理は、デジタル化が加速する中、企業の保有データは大幅に増えていく一方で管理リソースは増えない、高いスキルが要求されるという深刻な状況で、AIOpsの活用が最も期待される分野の一つになっています。
2.自動化に向けたストレージ選択
ITインフラの自動化には、サーバでは仮想技術の活用によって大きく前進しました。しかし、多くのストレージは、依然としてLUNやボリュームという従来アーキテクチャをベースとしているため、クラウドライクな拡張性や柔軟性や自動運用の実現は困難です。
従来型のストレージの中にも、仮想化と連携した自動化の機能を追加したものありますが、従来アーキテクチャによって制約を受けます。例えば、自動QoSを実現しているといっても、VM単位で実現できるストレージはほとんどありません。
Tintriは、仮想化のためにゼロから設計された全く新しいストレージで、LUNやボリュームという管理要素が不要です。仮想マシンの管理からさらに DB,コンテナなどオブジェクト単位の管理を実現するよう進化しています。
IT自動化にはこのような新しいストレージが最適です。
ストレージの運用を簡素化するための別の選択肢として、SDSを利用したHCIもありますが、HCIはコスト運用の両面で新たな課題を抱える場合もありますので、選択には注意が必要です。
3.Tintri 次世代自動化ストレージのご紹介
それでは、ITの自動化を実現する、オブジェクトレベルで管理できる新しいアーキテクチャのストレージTintriについてご紹介します。TintriはVM, DB,コンテナなどをオブジェクト単位の管理を実現する専用のファイルシステムを持ちAIを活用し自律運用を実現します。
Tintriが実現している自動化の機能をいくつかご紹介します。
性能の最適化
Tintriでは、機械学習アルゴリズムを使用して、混在したI/O環境下において個々のVMキューからのI/Oをスケジュールし、ストレージリソースを最適化する自動QoSを提供しています。
VM配置の最適化
Tintriでは、機械学習を使用して、複数のストレージシステム間でVMの配置を最適化するVMスケールアウトも提供しています。予測アルゴリズムを使用して、各VMの将来の容量要件とパフォーマンス要件を正確に予測します。
Tintriのこの先進性は高く評価されており、米TechTargetにおいても“2021Products of the Year 金賞” を受賞しました。また、大手調査会社ESGでは、自動化に向けて進化するストレージの中でTintriはトップリーダーであると評価しています。またその効果として最大89%運用コストを削減できると試算しています。
まとめて資料ダウンロード
仮想環境における従来ストレージの課題をどのようにTintriが解決するのか? なぜHCIでなくTintriか? ランサムウェア対策に有用か? 経済的なメリットは? など次の5つの資料で解説します。
- (1)サーバ仮想化ストレージガイド~サーバ仮想環境で従来ストレージと比較して解説
- (2)仮想デスクトップストレージガイド~VDI環境で従来ストレージと比較して解説
- (3)HCIからの移行事例(武田薬品工業様)
- (4)米大手リサーチ会社DCIGによるレポート:独自アーキテクチャがランサムウェアの被害を軽減
- (5)米大手リサーチ会社ESGによる検証レポート:Tintri自律的なストレージ運用の経済的メリット