vRealize によりVMAwareをもっと最適化しよう
Tintri Management Packの強い味方を得て
VMwareのクラウド管理プラットフォーム「VMware vRealize」 が持つ「VMware vRealize Operations」機能に触れると、仮想化やクラウド環境を管理する人たちは、途端に水を得た魚のようになります。というのも、複雑な管理環境を改善してくれるからなのです。このプラットフォームを使っている人たちの多くが口を揃えることがあります。ほかのプラットフォームを使ったら多少は手間がかかるような場面でも、「VMware vRealize」であれば、クラウドとオンプレミスの環境を簡単に制御できるので「目からウロコが落ちるよう」などと高く評価している点です。 実は、それには理由があります。Tintriの『Tintri Management Pack』という強い味方を得たことで、「VMware vRealize Operations」は以前に増して、ストレージ管理の観点からも格段に性能が高まっているのです。
一目で分かりやすくなって
「vRealize Operations」を使った、という方はもうすでにご存じですよね?パフォーマンスや容量などの状況が、グラフや数値、色分けによってダッシュボード上に一目で分かりやすく表示されるので、問題点や課題点を迅速かつ正確に見つけ出すことができます。動作状況の推移をいち早く知ることができれば、事前に問題点を回避しながら、より効果的な対応策が立てられるというわけです。これが『Tintri Management Pack』の“力”なのです。
対応策の検討などにも役立つ
「vRealize Operations」に対応した『Tintri Management Pack』の力は、まだあります。お使いのTintri製ストレージに関するKPI値(重要業績評価指標)をダッシュボード上に表示することができるのです。VM(仮想マシン)やTintri製アプリケーション対応ストレージのパフォーマンスや容量の状況を画面上で容易にチェックできますから、VMとストレージの相互に対する対応策の検討や事前予測にも役立ちます。ちなみにインストールも簡単です。下の図は、『Tintri Management Pack』を機能させた状態の「vRealize」のダッシュボードの画像ですので、確かめてみてください。
VMとストレージの相性が悪いと…
Tintri製ストレージをあまりよく知らないという方のために、まずはアプリケーション対応ストレージについて、ご説明しましょう。従来のストレージは仮想環境に置かれると、うまく機能しなかったのではないですか?非常に“ダイナミック”なVMを持ちながらも、一方では、相対的に“スタティック”な状態にあるLUNやアレイのストレージしかない場合ですと、このVMとストレージの2つがあるというだけでは、いつでも管理が容易になるわけではないのです。それどころか、問題がより複雑になったり、割り当てがオーバーしているストレージで対応してしまったりと、高いコストをかけたのに効率が上がらなかった、という嘆かわしい結果にもなりかねません。
Tintri製ストレージなら無理なく応える
そこでお奨めするのがTintri製ストレージです。仮想環境に対応し、シンプルな設計ながらも要求されるニーズに無理なく効果的に応えます。すべてをVM単位で管理するアプリケーション対応ストレージであれば、LUNsやアレイなどに関して思いわずらう心配はなく、個々のVMにどれぐらいのストレージ容量が必要なのかを考えるだけで十分でしょう。それ以上は、もう何も考えなくても、Tintri製ストレージがほとんど自動で割り当てを行ってくれます。
問題点を事前にキャッチ
『Tintri Management Pack』はこのほか、「vRealize」をアプリケーション対応ストレージに適用させます。先ほども紹介しましたけれど、ストレージのパフォーマンスや容量の詳細な状況に加え、レプリケーションでの余分なデータの動きを最小限に抑えられているのかどうかも確認できます。ストレージに対する個々のVM、つまり、1対1に対比させたマッピングもできるので、パフォーマンスや容量の利用率で大きな変化があった場合、その対象となるVMを特定できます。パフォーマンス上の問題点を事前に認識できるので、問題解決作業がとても楽になるのです。
ぜひ一度、仕様書をご覧ください
『Tintri Management Pack』の製品特長は、2月3日にサンフランシスコで開催された「VMware Partner Exchange (PEX) 2015」でも披露されました。この製品についてもっと知りたい方は、ぜひ一度だけでも、製品仕様書を見てください。すでにTintri製品をご購入されたことがある方は、Tintriのサポート・サイトから無償でダウンロードできます。
追記:『Tintri Management Pack』は、当初設定では「vCOPS5.8」バージョン向けに開発されましたが、近々「vRealize 6.0」バージョンもサポートする予定です。