VM単位のデータ管理から得られるものとは
Tintriストレージをお使いのお客様の皆様から、「あらゆることをVM単位で実行できる点が大変気に入っている」という声をよく頂きます。ここで言う「あらゆること」というのは、クローニングやスナップショット、レプリケーション、ポリシー設定、その他、数多くの日常業務のことです。Tintriは開発当初から、業界唯一のVM単位でのデータ管理および保護を実現する機能を、VM-aware(VMを認識・理解する)Tintri VMstoreプラットフォームの設計に組み込むことを心がけてきました。
これらの機能がエンドユーザーの皆様からご好評いただけるのは、使用している仮想化環境から効率性、パフォーマンス、予測可能性を得られるからです。また、Tintriは数多くの日常業務を自動化するため、利用者はその対応から解放されます。使える時間が増えることによって、生産性が向上するのです。クローニングを例に挙げると、数回のキー入力で、ほぼ瞬時に数百のクローンを作成できます。米国ワシントン州イーナムクロー公立学校の技術ディレクター、チャド・マーロー氏は、この点に関して、「Tintriの直感的なダッシュボード機能、とくに、個々のVM毎に稼働状況をドリルダウンできる機能により、私達のチームは全体的なVM管理プロセスにおいて貴重な時間を節約することができました」と語っています。
Tintriのお客様導入事例の他にも、次に紹介する4部構成のデモビデオをご覧いただければ、VM単位のデータ管理をご理解いただけるでしょう。この一連のビデオはすべて要点を絞った短い構成となっています。最初の3部ではそれぞれ、ひとつの主要機能を説明します。最後の第4部ビデオでは、Microsoft SharePoint環境におけるデータ保護とリカバリを解説し、すべての機能の実践的な適用を理解いただくことができるようになっています。
第1部: Tintri SnapVMを活用したVM単位のスナップショット(英語)
このシリーズ最初のビデオでは、Tintriのデータ管理機能全体を理解いただくために必要な基本事項をご説明します。まずは効率的なVM単位のスナップショットから始まります。個々のVMに対して、時間/日/週単位でスナップショットのスケジュールを任意の組み合わせで設定することができます。また、各VMに固有のデータ保護ポリシーをカスタマイズすることも可能です。もちろん、システム全体の設定も同様にもあります。このビデオでは基本事項をすべてカバーするとともに、VMのスナップショットを簡単に取得できることを説明していきます。
第2部: Tintri Clone VMを活用したVM単位のクローン(英語)
第2部では、VM単位のクローニング機能を説明することでスナップショットへの理解を深めていただくものです。このデモでは、新規スナップショットの作成によるクローニングでも、既存スナップショットのクローニングでも、VMのクローニングがいかに単純なものかを理解いただけます。Tintri by DDNでは優れたスペース効率で性能面でも優れた数百のクローンVMをほぼ瞬時に作成することができます。作成されたクローンVMは、電源を投入後、すぐにアクセスでき、そのまま実運用に導入することが可能です。これにより、VDIや開発・テスト、ビジネスインテリジェンス、データベーステストなどの使用用途において効率的な利用を可能にします。
第3部: Tintri ReplicateVMを活用したVM単位のレプリケーション(英語)
第3部では、単一のTintri VMstoreから他のTintri VMstoreへVMを複製する方法を説明します。工数がかさむ事前計画の必要がなく、すぐに効率良く実行することが可能です。レプリケーションはTintriスナップショット技術を利用し、新規スナップショットと既存スナップショットのどちらも自動的に複製できます。スナップショットのスケジュールを設定するだけで、または、新規スナップショットを作成するだけで、Tintriが自動的にそのスナップショットを指定先に複製します。グローバルな重複排除や圧縮機能により、Tintri ReplicateVMは、ネットワーク帯域幅を非常に効率良く利用できます。ネットワークに送信するのは、送信側が保持していないブロックのみです。また、Tintri ReplicateVMはリモートクローンも実行可能であり、ゴールドイメージまたはゴールドマスターの配布を単純化・効率化します。
第4部: Tintri ReplicateVMを活用したVM単位のレプリケーションとクローン(英語)
最終ビデオでは、すでにご紹介した3つのビデオで説明した技術が実環境でどのように活用されているかを説明します。このビデオでは、VM単位のスナップショット、クローン、レプリケーションにより、複雑なデータ保護計画や設定を行わずとも、いかに簡単にMicrosoft SharePointインスタンスの完全なデータ保護を可能にするのかについて紹介しています。VM単位のスナップショットとレプリケーションポリシーを設定することで、データは保護され、障害時には複製されたVMを簡単な手順でサービスに復旧させることが可能です。複製されたスナップショットをもとにクローニングし、複製されたVMにフェイルオーバーした後、リモートのTintri VMstore上の複製されたVMを起動することで、即座にMicrosoft SharePointのサービスが利用できるようになることを説明します。
この一連のビデオをご覧いただければ、Tintriがいかに運用を単純化し、IT部門の生産性を向上するかを大まかにご理解いただくことができるでしょう。Tintriの別の機能に関するビデオをご覧になりたい方は、どのようなものをご希望がお知らせくだされば、ライブラリに追加いたします。