Tintriのグローバルセンター(TGC)が従来の法則をくつがえす!

ムーアの法則

皆さんは「ムーア(Moore)の法則」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ストレージの世界で言うならば、「モア(More)の法則」ですかね(おやじギャグ?)。
仮想マシン(VM)を拡張すればするほど、業務の複雑さが「もっと」増えてしまうことになる、という法則です。

業務負担が増え

もしもあなたが、会社のデータセンターの責任者、あるいはサービスプロバイダのクラウドを運用している立場なら、この法則に縛られる状況をご存じでしょう。例えば、複数にわたるシステムのテスト、本番環境の実行、重要なアプリケーションの開発などで業務が山積みの状態を想像してみてください。その際、ホストコンピュータやストレージの状況、バックアップのスケジュール設定などの重要事項を、エクセルのようなスプレッドシートで記録するとします。作業量の変更やVMの調整量の程度によっては、情報量が増え過ぎてしまい、本来の目的である業務管理を明確化するスプレッドシートが、解読困難な代物になってしまった経験はありませんか。

Tintriの『TGC』を使うと

そのような時には、Tintriが最近発表した『Tintri Global Center 2.0』 (TGC)が解決の糸口となるでしょう。今回の「2.0」では、従来の「1.0」に比べ、この数値通りにさらに大きなマネジメント容量を持ち、まったく異なる(そしてはるかに進化した)アプローチによって、VMレベルでのストレージの実力を発揮させます。

複数システムを集約管理

このブログに添付した画像をご覧ください。まず、最初に皆さんにお伝えしたいのは、『TGC』は、32台分の『Tintri VMstore』(10万を超えるVMと、3.2ペタバイトのデータ容量)の運用管理をコントロールパネルの中の1つの表示領域でできてしまう、ということです。

そしてここで述べる『TGC2.0』の画期的な機能を活用すれば、複数の「VMstore」のシステムを直観的に集約管理する「サービスグループ化」を可能にするのです。つまり、次のような性能が特長です。

複数の VMstoreを1つのシステムとして統合

  • 仮想化環境内にバーチャルアプライアンスとして導入・稼働

最大 32 台のVMstore、100,000のVMをサポート

  • 複数のVMstore とその上で稼働する VM をシングルビューで集中管理
  • VMstoreをまたがる任意のVM群をグループ化し、SnapshotやReplicationなどの運用ポリシーを一括で設定、管理
  • VMstore、および、その上で稼働する仮想マシンの詳細な性能情報 (IOPS, throughput, latency) や容量、データ保護のステータスを保持し、レポーティングや外部データ出力として活用
  • VMは、単体のハイパーバイザーでも、複数のハイパーバイザー(HyperV, vSphere, RHEV)でも管理が可能
  • ひとつの「VMstore」を別の「VMstore」に移動させる「vMotion」のほか、広範囲に割り振る「VMstore」の場合でも、VMが持つ独自のポリシーを適用

管理ルールの統一化も

実際に、この集約管理の方法を使うと、共通の管理ルールをサービスグループに適用することが可能になります。スナップショットの集計一覧表、レプリケーションの設定、さらに、より多くの事項がサービスグループに属するVMとして適用され、新たに追加するすべてのVMをサービスグループに属せるように最適化します。もし万が一、サービスグループで共有しているポリシーと「VMstore」の間に乖離(かいり)があれば、『TGC』がどちらを「優先」させるべきかを決め、総合的な観点から実に簡単に設定してくれます。

VMレベル対応はTintriだけ

ここで声を大にして伝えたいのは、Tintriの「完全自動化」によって、ストレージ管理者は、いままでのストレージに関する一般的な通常業務から解放されるということです。ストレージ管理から解放されれば、これからは、もっと重要な影響力の強いプロジェクトに注力できるようになります。
さらに強調させてもらいます。これほどまでに簡単な自動化と管理体制を実現できるのは、ストレージが「VMレベル」であるからこそなのです。Tintriの製品だけが唯一、仮想マシン単位でのチューニングの自動化を実現しています。そして、『TGC』のみが、大きな容量での管理を可能にさせ、従来のストレージでは陥りやすかった「モアの法則」を打ち破ることができるのです。『TGC』であれば10万台を超える仮想マシンを「手放し」で運用できるのです。

『TGC』を実際にご覧になりたくなりましたか?
Tintriの担当営業、またはこちらまで、ご連絡をお待ちしています。