省エネでエコなデータセンターを実現するために

デジタル・エコノミーは電気を使い過ぎ

「驚きの電力消費」――。こんな見出しをご覧になった方も多いでしょう。クラウドやソーシャルメディア、電子商取引などのデジタル・エコノミーの話です。例えば、大規模なデータセンターともなると、その1か所だけで、ちょっとした町の全世帯に相当する電力を消費しているのです。データセンターで仕事をする方々ならば驚かないでしょうが、実は、データセンターの主要機器だけでも、たくさんの電力が必要な上、放熱のための冷却装置にも、電気を使っているのです。

Tintriの技術なら…

何か解決策はないのでしょうか?一つの答えは、作業性能のレベルを維持しつつ電力消費を抑えるために、ハードウェアのストレージ密度を高めることです。先日、Tintriが新たに発表した『Tintri VMstore T800シリーズ』のハードウェアならば、この望みをかなえることができるでしょう。業界最高水準の仮想マシン(VM)密度(4ユニットでVM3,500 台分)を誇るため、データセンターのスペースを平均サイズよりも小さくでき、電力や冷却装置の消費も大幅に抑えることができるからです。

オーバープロビジョニングではもう限界

仮想環境下での従来のストレージの方法であれば、ハイレベルなパフォーマンスを維持するためにオーバープロビジョニング(未使用のメモリ・SSD領域)で解決しなければなりません。でも、考えてみて下さい。オーバープロビジョニングのストレージには、スペースや電力、冷却がさらに必要になってしまうのです。

理想的なパフォーマンスに応えるTintri

これに対して『Tintri VMstore システム』は違います。仮想環境向けに特化してデザインされ、アプリケーション・アウェアにより、すべてのフラッシュ・ストレージに対応しています。アプリケーション・アウェアにより、ダイナミックに変化する仮想マシン(VM)のワークロードに適応するので、従来タイプと基本的な容量に差がないのに、理想的なパフォーマンスと密度を得られるのです。

Tintriで早めの対応を

データセンターのラックに『VMstore T800 シリーズ』を加えたら、何が起こると思います?アプリケーション・アウェアによらない従来品と比べて、消費電力や放熱量は以前と変わらないのに、作業効率を3倍に高めながら、レイテンシーはミリ秒以下に抑えます。今後、データセンターは100%仮想化され、VMのワークロードの負荷がますます高まることを考えれば、エネルギー効率を高める課題の解消に早めの対策が必要になってきます。

Tintriは、その対策の選択肢になります。データセンターが100%仮想化に向かう中で、『Tintri VMstore システム』のことを知れば知るほど、このシステムがいかにVM密度を向上させるかが分かるでしょう。