VMstore T5000(販売終了製品)

業界初、「仮想化専用」のオールフラッシュ アレイ登場。ミッションクリティカル アプリケーションのワークロードを最適化し、常に安定した性能を発揮。

概要

業界初の「仮想化専用」オールフラッシュ ストレージ

Tintri VMstore T5000オールフラッシュ シリーズは、仮想環境を見える化し、仮想マシン単位でI/Oの最適化を自動的に行うことができる、業界唯一の仮想環境専用オールフラッシュ ストレージです。2Uのサイズで最大5千台もの仮想マシンを安定稼働させることが可能です。仮想化された大規模な数テラバイトのデータベースファーム、ビッグデータ解析、3Dワークステーションなどをチューニングの手間なく高速に動作させます。

T5000 オールフラッシュ シリーズの主なユースケース

テラバイトを超えるようなデータをフルスキャンするようなデータ ウェアハウス、過去のデータを蓄積して分析するようなビッグデータ解析、フル バックアップで全てのデータにアクセスするようなワークフローなども増えてきています。また仮想デスクトップにおいても、GPU(Graphic Processor Unit)の仮想化による、高負荷な3Dグラフィックなどを高速に処理するような用途にも使われるようになってきました。T5000オールフラッシュ シリーズは、このような新しい仮想化の用途に適応します。

  • 大規模な数テラバイトのデータベースファーム
  • 大規模なデータ ウェアハウス
  • ビッグデータ解析
  • 3D-CADのような大容量かつ高速性が必要なハイエンド用途向け仮想デスクトップ
  • より高いVM集積度が求められる場合

チューニングレスで常に安定したパフォーマンス

Tintri自身が仮想マシンの稼働状況に合わせた性能チューニングを自動的に実施します。ハイパーバイザーから得られた情報をもとに、それぞれの仮想マシンのストレージ性能を定期的に最適化します。システムの稼働中に、ある仮想マシンのストレージI/Oが急激に増えても、他の仮想マシンにほとんど影響を与えることなくストレージ性能の再配分が行われます。これにより、特定の仮想マシンを起因としたパフォーマンス上の問題を未然に防げます。

設定が全く必要ない仮想化専用ストレージ

ストレージの設定項目が少ないため、パラメーターシートは10分ほどで作成できます。ディスクドライブの種類やRAID構成などは、あらかじめ設定された状態で出荷され、ユーザー自身が複雑なオプションを組み合わせる必要はありません。複雑なストレージ構成やチューニングを必要とせず、数分でセットアップが可能ですぐにも本稼働に移れます。操作も簡単なので、導入した当日にユーザーへの操作説明を実施できます。

仮想マシン(VM)単位でのパフォーマンス管理とデータの保護

Tintriの管理画面では、仮想マシン単位で、ホスト、ネットワーク、ストレージレベルのパフォーマンスを可視化していますので、どこがボトルネックになっているかを確実に特定できます。また、デュアルコントローラ筐体に最大5千台もの仮想マシンを搭載し、ワークロード単位で業界最高のコストパフォーマンスを実現します。

仮想マシン(VM) 単位でのクローニングとスナップショットにより、時間の節約とストレージ利用量の削減を実現します。そして、WAN 帯域を効率的に活用するレプリケーション機能により、データ保護ポリシーを VM 単位でカスタマイズできます。

テクノロジー

「VM最適化」ファイルシステム

Tintri VMstoreのファイル システムは、仮想化環境のためにゼロから設計されています。

従来のストレージの抽象化概念であるボリュームやLUNに代わり、VMや仮想ディスクといった仮想化環境の抽象化対象を使用します。スナップショット、クローン、レプリケーションといったすべてのデータ管理操作はVM単位で行われます。そのため、VMとストレージ管理者両方は仮想化環境を瞬時かつ容易に確認することができます。

パフォーマンス配分とQoSは、仮想ディスクおよびVM単位で扱われます。Tintri VMstoreは、仮想ディスクごとにI/Oパフォーマンスの直接監視と管理を行います。読み取り、書き込み、またはメタデータ処理などの各I/O要求が発生すると、特定の仮想ディスクへ直接マッピングします。従来のストレージでは、データの場所とアクセスの優先順位は、ファイルレベルまたはボリュームレベルで決定する必要があります。そして、仮想化環境で意味ある動作とするために、ファイルやボリュームを後付された機能を用いて特定のVMに紐づけるようなことを行わなければなりません。

Tintri VMstoreは、VMと仮想ディスクレベルで制御することにより、コンピューティング、メモリ、そしてネットワークリソースと同等レベルの洞察、管理および自動化を管理者にもたらします。Tintri VMstoreは、どの仮想マシンがアクティブであるかをデータストア上で確認するために、VMware vCenter™ Server APIとネイティブに連携しています。VMstoreは、サイズ、I/Oスループット、リソース使用率などのVM単位や仮想サイズの統計情報を収集して報告します。管理者は、リソース消費の原因になっているVMや仮想ディスクを発見したり、仮想マシンのパフォーマンスがどのように出ているのかを瞬時に確認するとができます。

安定したパフォーマンス

Tintri VMstoreは、仮想マシンの要求とアクセスパターンをサポートするため、ゼロから設計されています。従来のNFSサーバは、アプリケーション、ファイルサイズ、メタデータ操作、そしてストリームベースでの読み込みや書き込みといった広範囲の処理を行っています。これらは、個々のVMを区別してI/Oするために設計されたものではありませんでした。これとは対照的に、Tintri VMstoreは、I/OアクティビティとVM抽象化間で密接に連携しています。仮想化での負荷の大部分は、大容量ファイルへのブロック整列された読み取りと書き込みアクセスです。Tintriファイルシステムは、マルチギガバイトからマルチテラバイトの仮想ディスクを効率よくサポートすることで、多くの読み取りと書き込みを並行で効率的に処理します。

Tintri VMstore T5000オールフラッシュシリーズ

VMstoreはまた、VM単位にパフォーマンスを割り当てるために、フラッシュの活用を自動化します。ディスクアクセスの遅延やパフォーマンスは、仮想環境内で顕著に見受けられ、その予測は非常に困難です。対照的にフラッシュのパフォーマンスは、異なる場所に保存されているデータの特定が容易であり、異なるVMから送られる要求間の相互作用を最小化します。仮想マシンは、手動や憶測に基づいた配置を行うことなく、Tintri VMstore上に展開できます。

MLCフラッシュ

Tintri VMstoreは、最もコスト効果の高いフラッシュ技術を完全に活用するべく設計されています。Multi-level cell (MLC)フラッシュと、インライン重複排除、圧縮が統合されています。

Tintriの革新的なファイルシステムは、これまではエンタープライズ利用に適さない要因とされたMLCフラッシュの問題を解決します。MLCフラッシュは、膨大なワークロードのランダム書き込みを通常得意としません。なにも対処しなければ、ランダム書き込みスループットが100倍以上減少し、フラッシュの寿命が大幅に低下してしまいます。Tintriファイルシステムは、書き込み処理の増大(ライトアンプリフィケーション)を排除し、優れたシステムパフォーマンスと長寿命を実現します。また、MLCフラッシュはまた、内部メタデータプロセスによって、定期的な遅延スパイクを生成してしまいます。これにより、通常より何百倍もの長さでアクセス遅延が起こってしまいます。Tintri独自のファイルシステムは、これらの問題を払拭します。

高可用性

デュアルコントローラ冗長アーキテクチャは、高可用性と信頼性で企業のIT環境に対する要求にお応えします。この仕組みにより、VMstoreシステムアーキテクチャにおける単一障害点を排除します。したがって、VMは障害の影響を受けず、稼働を継続できます。アクティブ・スタンバイ デュアルコントローラアーキテクチャは、Tintriファイルシステムのコンピューティングリソースを2系統に独立させた完全な冗長化構成を提供します。外部あるいは内部でハードウェア障害が発生し、一方でリソースが使用できなくなっても、もう一方が処理を継続します。

エンタープライズ環境での運用

Tintri by DDNでは、意志決定と計画を簡素化するために、独自のパフォーマンスとキャパシティのゲージを提供します。Tintri VMstoreでは、管理者が簡単かつ正確にパフォーマンスを監視・把握できます。Tintriファイルシステムは、各VMについて数日間にわたりフラッシュディスクとCPU使用率を監視し、継続的にアグリゲートシステム全体への影響を計算します。高いパフォーマンスでの実行に必要なリソースを各VMが確実に得られるように、過去における使用可能なフラッシュ容量、ディスクI/O、仮想ディスクのアクセスパターンなどの要因を評価します。Tintri独自のアプローチで、様々な使用範囲に適応させることができます。

特に、信頼性と高速回復のために設計されたファイルシステムは、Tintri VMstoreがスムーズにソフトウェアのパッチ適用をサポートする高度な処理方式を採用しています。多くのパッチは、VMクライアントやエンドユーザーが中断することなく、30秒未満で適用されます。

すべてのVMstoreアプライアンス機能は、洗練されたSSL暗号化のオートサポート機能と、1クリックでのデータ収集機能を提供しています。電子メールや手動のログファイルの収集に頼ることなく、迅速な診断と問題解決を可能にし、すばやく確実にクラウドを経由して結果を送信します。

VMware VAAI 統合

Tintri NFS VMware vStorage APIs for Array Integration (VAAI) プラグインは、VMware Readyとして認定を受け、すべてのアレイ統合プリミティブをサポートしています。VAAIプラグインは、vSphere クライアント、vCloud Director、そしてHorizon Viewなどの使い慣れたVMwareツールから直接、シームレスなVMレベルのクローン作成機能を提供します。仮想管理者は、VMware管理ツールから、ネイティブかつ容量効率の高いTintri VMstoreクローンを、迅速かつ容易に開始することができます。VAAIクローンプロセスは、Tintriのネイティブクローニング機能を使用することで、クローン化されたVMは容量効率が非常に優れ、高いパフォーマンスを可能にします。固有のデータがシステムに書き込まれるまで、クローンは容量を一切消費しません。また、特許取得済みのTintriフラッシュベースのクローンはパフォーマンス面でも100%効率的であることを保証します。クローンは同一Tintri VMstoreシステム上に保存され、他のVMと同じレベルのパフォーマンスが得られます。

Tintriデータストアは、デフォルトでシン・プロビジョニングされています。VAAIのオプションにおいては、ユーザーへクローンを作成する際、容量を確保するために、シックプロビジョニングを選択できます。Tintri NFS VAAIプラグインは、シック・プロビジョニング(eager zeroed)、シック・プロビジョニング(lazy zeroed)、そして、シン・プロビジョニング(デフォルト)3つすべてのディスクフォーマットをサポートしています。

プリミティブ拡張統計は、特にシン・プロビジョニングのディスクに対して、Tintri VMstore上での容量の使用状況を可視化できるように機能します。

優位点

VMを直接管理

VMやストレージのインタラクションの管理やトラブルシューティングにかける時間を削減しましょう。Tintri™はVM-aware(VMを理解)であり、ストレージインフラを直接、VMやビジネスアプリケーションと関連づけることで、複雑さを排除します。仮想化環境で複雑さを生み出すLUNやボリューム、階層、RAIDグループ、その他従来のストレージオブジェクトは存在しません。VM用プロビジョニング・ストレージはよりシンプルで高速です。その使い勝手は、VMware™管理者にとって慣れ親しんだ類いのものです。VMstoreの仮想マシンオブジェクトは、VMware vCenter™で使用されるものと同じものであり、VMware vSphere™ユーザーはVMと仮想ディスクの使用感に親しみがもてるでしょう。

VMのボトルネックを瞬時に可視化

VMのパフォーマンスのボトルネックをすみやかに診断しましょう。VMの管理者は、パフォーマンスのボトルネックに関するトラブルシューティングを負担に感じています。それはVM管理の中で、最も面倒な作業のひとつです。切り分けのための会議はしばしば「責任のなすりつけあい会議」と評されます。問題は、ホスト?ネットワーク?ストレージ?それとも何か別のところに?Tintriは、ゲストOSレイヤーからストレージレイヤーまで、素早く簡単に可視化します。あらゆるインフラ層のVMごと、または、仮想ディスクごとのレイテンシ量を確認でき、パフォーマンス問題の原因をつきとめ、迅速な処置が可能です。また、VMstoreはレイテンシ履歴データを自動維持し、管理者は7日間のパフォーマンスをグラフで確認できます。

VM用パフォーマンスの隔離とQOS

お使いのすべてのVMに適切なQoS(クオリティ・オブ・サービス)を手に入れましょう。 VMstoreシステム上で動作するTintri OSはその内部でVMを理解しています。Tintriファイルシステムは各仮想ディスクのI/Oを監視・制御し、パフォーマンス隔離、いわゆるQoSをVMおよび仮想ディスク単位で提供します。Tintriファイルシステムは、読み込みや書き込み、メタデータに対する操作などの各I/Oリクエストを仮想ディスクに直接マッピングします。VM-awareなフラッシュを基盤としたアーキテクチャにより、各VMは必要時に適切なリソースレベルを確保でき、従来型の共有ストレージシステムの複雑さやコストはありません。読み取り専用のフラッシュキャッシュを使う他のストレージ・ソリューションとは異なり、Tintriは読み書き可能なフラッシュとハードディスクドライブのハイブレッドアーキテクチャとしてゼロから設計されており、潜在能力をフル活用し、各VMに適切なQoSを提供します。このビルトインされたQoSにより、異なるパフォーマンス特性を持つVMのワークロードをすべて、ひとつのストレージシステムに統合することができ、効率的なリソース活用とシンプルな管理を実現します。これにより、仮想化の適用が難しいアプリケーションを簡単に仮想化することができます。

フラッシュを利用して特定のVMや仮想ディスクのパフォーマンスを確実にしましょう。Tintriは、フラッシュを利用することで、確実なパフォーマンスが必要とされるVMや個々の仮想ディスクを隔離し、QoS制御を行います。これにより、ミッションクリティカルなアプリケーションやソフトウェア構築などの時間的制約のあるワークロードのパフォーマンスを確実にします。

高度なVM単位のスナップショットとクローン

Tintriは、高度なVM単位のスナップショットとクローンにより、高速で効率的なストレージレベルのデータ保護を実現します。クローニングやスナップショットなどはVM単位で実行され、Tintriのインライン重複排除やデータ圧縮と組み合わせにより容量効率が高まります。スナップショットのデフォルト設定のスケジュールでは、毎日VMを自動的に保護しますが、VM単位でスケジュールを任意に設定できますので、ユーザーのニーズに応じた具体的なデータ保護が可能です。Tintri OSはVMごとに最大128のスナップショットに対応します。

Tintriは、仮想レベルに容量効率の高いクローンを提供するとともに、vCenterとのネイティブ統合により、VMのクローンを瞬時にハイパーバイザ管理コンソールに表示させることができます。VMware vCenterで定義されたカスタマイズ仕様テンプレートを、Tintri UIから直接クローンに適用することも可能です。VMware vStorage APIs for Array Integration (VAAI)をサポートした高度なクローニングにより、 VMware vSphereクライアントやVMware vCloud Director、VMware Horizon ViewなどのVMware管理ツールから、VDI、インスタンス、プロビジョニング、テストと開発環境をサポートする数百のクローンを作成できます。

簡単、柔軟、高速なVM単位のレプリケーション

VM-awareレプリケーションを使って、個別のVMを復元、保護しましょう。VMのレプリケーションはボックスをチェックするだけで有効になります。複製されたコピーからの復元はマウスを数回クリックするだけ、ローカルコピーから復元するのと同じくらい簡単です。カスタマイズ可能なデータ保護ポリシーにより、RPOを15分まで短縮でき、プラン作成、モニタリング、データ保護ポリシーの変更をシンプルにします。

VM単位のレプリケーションを使用して、WANとストレージの効率性を劇的に高めましょう。重複排除やデータ圧縮によってVMのスナップショットの間でブロックレベルの差分変更分のみを複製するため、WAN利用は最大95%減少します。グローバルな重複排除により、単一のシステムにレプリケートする複数のシステムのレプリケーションは、WAN効率をさらに高めます。

VM単位のネイティブ・クローニングとネイティブ・レプリケーションは、リモートのVMstoreシステム上のVMのクローン作成を効率化することができ、インフラ上のあらゆる場所において要求に応じたフル機能のVMを作成できます。リモートクローンによるVMプロビジョニングは、帯域幅をより効率的に利用し、ホスト上のリソース消費を低減します。あらゆるデータストア上に効率よくVMを作成できる機能は、VMの俊敏性を向上させ、大規模仮想化環境の管理を大幅に簡素化します。

直感的、実用的なダッシュボード情報

パフォーマンス管理は、直感的なパフォーマンスゲージによって容量管理と同じくらい簡単です。Tintriは、VM用途のストレージにおけるパフォーマンスへの懸念を払拭します。独自の「パフォーマンスゲージ」は、あらゆるTintriアプライアンス上の利用可能なストレージ容量とパフォーマンスの状況を迅速に可視化します。これにより、業界初となる、使いやすいメトリックで予測可能なストレージのパフォーマンスを提供します。ドリルダウン機能を持つ2種類の統計指標により、お使いのVMを把握することができます。

ダッシュボード上の「最も変化したVM(top changer VMs)」から、問題発生前に問題の芽を検知しましょう。Tintriダッシュボードでは、過去7日間でパフォーマンスや必要容量が大きく変更したVMを即座に見極めることができます。VMがどのようにストレージコンポーネントにマッピングしているかを理解する必要はありません。必要な知識はVMの名前だけです。あなたに代わってTintriがその詳細を管理します。

VMのオートアライメント機能

VMのパフォーマンスを最大30%向上しましょう。ゲストファイルシステムと基盤となるストレージ間のズレは、I/O要求の増大につながりパフォーマンスが低下します。調整作業は困難で時間がかかります。しかも、これに対処する余裕のある管理者はそう多くいません。従来のストレージアレイにおいて、再調整を行うということは、手作業でゲストファイルシステムを再マッピングすることを意味しました。幸いなことに、Tintriは自動的にVMのアライメントを整え、パフォーマンスを強化します。ユーザーインタラクションの必要性やサービスへ影響を与えることなく、ストレージレイヤーをゲストファイルシステムに適応させます。アライメントがVMに及ぼす影響と、どのようにTintriが役立つかに関する詳細をご確認ください。

拡張可能なストレージノード

増分を簡単に追加することでストレージをスケールアウトしましょう。Tintriは、 VM運用のためゼロから構築され、ソフトウェアとハードウェアの機能を統合した実用的なストレージアプライアンスです。NFSアプライアンスとしてお客様がお使いの環境に接続できます。フラッシュやマルチコアCPU、10ギガバイトイーサネットを最大限に利用するように設計されたファイルシステムが、お使いのVMに必要なパフォーマンスを実現します。また、VMware vCenter上ではひとつのデータストアとして表示されますので、VMware Storage DRSクラスターの一部として各ノードのスケーラビリティの向上や容易な管理性を実現します。

簡単なセットアップと管理

Tintriはハイパーバイザ・サーバーの管理と同じくらいシンプルなストレージです。Tintriは従来型のストレージに必要とされる複雑な設定を施すことなく、数分でセットアップと設定を行うことができます。その流れは、アプライアンスに電源を入れ、VMware vCenter Server™に接続し、VMをVMstoreに移行するだけというシンプルなものです。各ノードは単一のデータストアであるため、お使いの VMware vSphere™ ホストに簡単にマッピングできます。さらに、LUNやボリューム、RAIDグループ、その他の複雑なストレージオブジェクトは存在しないため、新しいVMを追加する際、それらの設定を心配する必要がありません。

スペック

 

VMstore T5080

VMstore T5060

VMstore T5040

システム

タイプ

オールフラッシュ、デュアルコントローラー(アクティブスタンバイ)

ソフトウェア

オペレーティングシステム

Tintri OS 4.2以上

フラッシュ

物理容量

25TB / 50TB (拡張可能)
92TB

12TB / 25TB (拡張可能)
46TB

6TB / 12TB (拡張可能)
23TB

論理実効容量*

69TB / 139TB (拡張可能)
最大308TB

35TB / 69TB (拡張可能)
最大154TB

17TB / 35TB (拡張可能)
最大77TB

ネットワーキング(コントローラーあたり)

管理

2x 10GbE or 1GbE (RJ-45)

データ

2xまたは4x 10GbE (SFP+またはRJ-45)

2x 10GbE (SFP+またはRJ-45)

レプリケーション

管理またはデータポートのオーバーレイ

ソフトウェア機能

イーサネット フェイルオーバー リンクアグリゲーション、VLANタグ付け、IPエイリアス、LACP

物理仕様

寸法(HxWxD)

2RU、89mm x 483mm x 800mm

重量

36.0kg

電力環境

ワット(標準)

495

475

455

BTU(標準)

1,690

1,620

1550

電源

ホットスワップ対応デュアル冗長電源(NEMAまたはIECプラグタイプから選択)

動作時の温度

10℃~35℃

非動作時の温度

-40℃~70℃

動作時の湿度

8%~90%(結露なし)

非動作時の温度

5%~95%(結露なし)

仮想化ソフトウェアのサポート

プロトコルサポート

NFSおよびSMB3

ハイパーバイザー

VMware vSphere 5.x および 6.x (NFS)

Red Hat Enterprise Virtualization 3.4 (NFS)

Microsoft Hyper-V 2012 (SMB3)

XenServer 6.5 (NFS)

OpenStack 2014 2.x (Juno)以上

デスクトップ仮想化

VMware Horizon (Viewを含む)およびCitrix XenDesktop (vSphere、XenServerまたはHyper-Vを含む)

追加ソフトェア

VMスケールアウト

Tintri Global Centerアドバンスド (VMスケールアウト込み)

レプリケーション

Tintri ReplicateVM

暗号化

Tintri SecureVM

同期リカバリー

Tintri SyncVM

製品サポート

管理

Tintri Global Center、Webインターフェース(https)、KVM(コンソール)、SMTPおよびSNMP(アラート用)

サポート

自動化されたPhone Homeおよびケース作成によるプロアクティブなサポート

規制

コンプライアンス

RoHS, REACH

安全性

CSA/EN/IEC 60950-1, GOST

放射

FCC Class A, ICES-003 Class A, VCCI Class A

エージェンシー

CE, CSA, VCCI, CCC

*すべての容量値はBase 10に基づいており(1TB = 1,000,000,000,000バイト)ダブルパリティ RAID-6、スペア、およびメタデータオーバーヘッド後の値です。

論理実効容量は、インライン重複排除および圧縮を用いたデータ削減後の値です。シンプロビジョニングによる効果は含まれていません。インライン重複排除および圧縮によるデータ削減により、3-5倍の容量が節約されます。(実際の顧客の結果に基づく)