カリフォルニア大学アーバイン校、プラットフォームの課題を解決

新しいストレージプラットフォームとして、ティントリが絶大な存在感を示す

カリフォルニア大学アーバイン校

州立研究型大学カリフォルニア大学アーバイン校 (University of California, Irvine: UCI) 。10大学からなる大規模なカリフォルニア大学システムの一つです。近年UCIでは3万人の入学者があり1,100人の教職員と9,000人のスタッフが働いています。ジョン・ワード氏は同大学のITアーキテクト。業務について「仮想化サービスとストレージインフラを運用していますが、直接のエンドユーザーは存在しません。大学内のコンピューターサービスを維持管理するほかのシステム管理者のサポートを行う、プラットフォームのデザインを担当しています」と述べました。

ITの課題

ストレージアレイについては、UCIでは従来のレガシーベンダーを使用していました。当時のことをワード氏はこう振り返ります。「ストレージプラットフォームにおいて、処理速度が問題になっていました。技術的には、わずかな高速キャッシングを備えたスピニングディスクに頼りっきりだったのです。ストレージインフラはすでに時代遅れ。そのプラットフォームでは、一定のレベルを超えるとアップデートできなくなっていて、そろそろすべての買い替えが必要な状況でした。」

UCIのITチームはまた、個々の仮想マシン(VM) のパフォーマンスを評価できなかったため、システムパフォーマンス問題の診断が不可能な状態でした。「我々はソフトウェアのモニタリングについて、ベンダーに高い契約料を支払っていましたが、どのVMがスローダウンを起こすのかをプラットフォームで明らかにすることはできませんでした。我々チームのサービスレベルに応えられず、大きな問題になっていったのです」と、ワード氏は言います。

ワード氏とチームメンバーが悩んでいたもう一つの問題は、ストレージの複雑さでした。「レガシーシステムはとても複雑でした。総計やボリュームなど、その他のコンポーネントをどのように環境設定するかを学ぶため、管理者をベンダートレーニングクラスに通わせなければなりませんでした。基本的にコントロールしなければならない事項が山ほどあって、なおかつ落とし穴のようなものも多数存在する。結局はシステムを専任のスペシャリストに任せざるを得ませんでした」と、ワード氏は明かしてくれました。

最終候補に5社を絞り込む

インフラのアップデートのため、ワード氏とチームメンバーは入念にベンダー選びを進めました。ワード氏はこう続けます。「これほど大掛かりなストレージ調査を行ったことは、今までありませんでした。数多くのストレージベンダーを吟味し、ベンダー候補としてPure Storageのオールフラッシュ・アレイ、NetAppのシステム、Tegile、Nimble、ティントリの5社まで絞り込みました。そして92個の質問とともに、とても長い提案依頼書を5社に送ったのです。

 

ティントリに採用が決定

採用に至るまでの一部始終をワード氏はこう語ります。「各社から送られてきた提案依頼書への回答を検討したところ、ティントリが群を抜いていました。ティントリは最も優れたビルトイン分析を提示しています。vCenter ESX ホストコンピュータからデータを得て、パフォーマンス上の問題を検出することができますし、ゲストアクセスも必要ありません。VMDKレベルのみならず、各VMに関するレポートを作成してくれるのです。ティントリはネットワークファイルシステム(NFS)上で、VMDKの『シン・オン・シン』プロビジョニングを行います。これは非常に価値ある機能です。ティントリがあればいつでも暗号を追加できます。他社が提案した解決方法では、自己暗号化ディスクを購入することが前提となっており、レンタルなどの選択はありません。作業状況の変化に応じて暗号を加えることができるというのは、魅力的でした。」

容易な運用

UCIでは現在、すべてのオフィスインフォメーションテクノロジーの仮想化作業をティントリシステムが行っています。「ティントリ製品はすでに、我々が必要とする状態に調整されていました。ティントリ製品には『余計な作業ボタン』が一切ありません。依然として大学内のvShere環境を管理する必要がありますが、部下にあたる管理者がティントリシステムを使って難なくこなしてくれています。おかげで私は、より戦略的な問題に集中できるようになりました」と、ワード氏は話します。

高い可用性と容易なスケーラビリティ

ワード氏はまた、ティントリシステムの高い可用性に感銘を受けたと言います。「ティントリがあれば、ソフトウェアやファームウェアの更新に、ダウンタイムを見越して計画を立てる必要がないのです。途中で止まることなどまったくないのですから。ティントリ製品を使った更新は、とてもスムーズです。勤務時間中に更新することができます。他の一般的なストレージでは拡張は最適な選択肢とはなりません」。ワード氏は特に強調して言いました。

「特定の数までディスクを増やさなければならないレイドグループで作業しているとしましょう。すべての棚のディスクを総合すると必ずしもうまくマッチしないものがあり、また新型のものは新しい特徴を持っています。ちょっとした不良コンフィギュレーションでも、パフォーマンスに悪影響を及ぼします。この拡張作業をティントリ製品で行う場合はすでに最適化されたシステムを購入するだけでよいのです。」

仮想マシンレベルでのスナップショットと、VMDKの自動調整

ティントリ製品は、スナップショット、クローニング、レプリケーションを、各VMベースで行うことができます。「仮想マシンレベルのスナップショットは、我々にとっては有益です。以前、同様のリカバリポイント目標やパフォーマンス要件によって、マシンをグループ分けできるように、追加のボリュームやデータストアを構築して、運営しなければならない時がありました。ネットアップのシステムは、配列で起こる問題に敏感でした。残念ながら我々の環境下では、あまりにも多くの未配列のWindows Server 2003があり、更新がされずに残ってしまっています。ティントリのVMDKの自動調整機能は、我々にとっては非常に有難いものです」と、ワード氏は語っています。

仮想マシンのパフォーマンスをわかりやすく可視化

ワード氏と彼のチームは、ティントリグローバルセンターから得られるメトリクスに感激する日々だと言います。「ある朝出社して、VM1台が一晩で制御不可能に陥っているのに気きました。ネットワーク接続として、我々は10Gbの帯域幅を使用しているのですが、実は制御不可能なVMはそのうちの3Gb分を動かしていたのです。たった3クリック。ティントリはどのVMが問題を起こしているのか、はっきりと指摘しました。我々としては、その情報さえ得られれば、問題を迅速に解決することができます。何より感動したのは、制御できなくなったVMがIOPSや帯域幅に影響を与えている間も、ティントリ上で稼働している他の仮想マシンは、2ミリセカンドのレイテンシーが確認されたものの、すべて問題なく動いていたことです。」

結論

「ティントリは自社製品について寄せられるフィードバックをもとに、技術研鑽に努めています。ティントリのストレージにスイッチして本当に良かった。この経験から、カリフォルニア大学グループの他校にも、ティントリ製品を推薦しています」と、ワード氏は締めくりました。