アビリーン・クリスチャン大学、ティントリ ストレージを高く評価

ティントリシステム、仮想環境に高パフォーマンスと明瞭な可視化を実現。

アビリーン・クリスチャン大学

アビリーン・クリスチャン大学(ACU)は、1906年にテキサス州アビリーン市に設立されたキリスト教系の私立大学で、4,500人の学部生と大学院生が学んでいます。ジョナサン・グレイ氏はACUのシステム管理者として、学内の仮想化およびストレージ環境を担当しています。

IT問題

ACUでは、2007年にIT環境の仮想化に着手し、物理的なフットプリントの削減やコスト削減を進めています。2014年後半には、「何年も使っていたレガシーアレイの代わりに、仮想環境の導入を考え始めました。従来のストレージシステムの複雑さに辟易していたのと、使用している容量の正確な把握が難しくなっていたのです。システムから得るIOPS値の確認や、ファイバーチャンネルインフラの使用率判断は、容易ではありませんでした。さらに仮想マシン(VM)が他のインフラにどのような影響を与えているか、理解することができませんでした。クラウド環境下で、いわゆる『迷惑な隣人』問題が起こったとき、発生源を特定や是正は非常に難しいのです。我々が使用していたアレイはすでに寿命が近付いていたため、ストレージ市場に出ている新型の高機能な統合ソリューションを試してみる頃だと考えました」と、グレイ氏は言います。

新しいストレージソリューションを探し求めて

ACUのITチームは、従来のアレイよりも処理が速く管理しやすいストレージを探し始めました。グレイ氏の話が続きます。「ストレージ販売店に協力を仰いで、様々な情報源から見聞きしたベンダーの長いリストを作成し、チェックすることから始めました。忌憚なく建設的な話し合いの中で絞り込んだリストの中に、ティントリ社の名がありました。取引していた販売店は、それまでティントリ社製品を正規に取り扱っていませんでしたが、ストレージアセスメントの説明をしに来てくれました。そのパフォーマンスが、実にすばらしかったのです。」

小さなフットプリントで迅速な配置

ACUはTintri T850を購入しました。グレイ氏は配置がとても速く済んだと言います。「物理的な配置と、ソフトのセットアップを合わせても、30分もかかりませんでした。今まで我々は、1台をVDI用と、もうひとつを生産負荷用に、合計でVMware vSphereインスタンスを2台使用していたので、配置は少々面倒でした。しかしこの二つの環境にもかかわらず、驚くほど速くシンプルな配置が可能でした。その上、ティントリシステムのフットプリントは小さいので、このまま使用を続けても将来的には以前の機器より柔軟性のある状態で使用できると思います。また消費電力が少なく、データセンターの統合をより効果的に進めることが可能になった点も気に入っています。」

グレイ氏に続き、企業インフラ担当ディレクターのアーサー・ブラント氏は「通常我々が抱える課題は、ビジネス関連よりもIT関連のものが多いのです。我々はエンドユーザーに必要なパフォーマンスを提供する際、グレイ氏やその他のシステム管理者に頼っています。我々が自分自身を誇りに思うのは、新しいソリューションを積極的に導入し、学内のスタッフや教授陣、学生に最良のパフォーマンスを提供しよういう姿勢です。だからこそ我々はティントリ社を選んだのです」と述べています。

可視化の増加

「ティントリ製品の使用開始以来、ストレージ環境が以前よりも格段にはっきり確認できるようになりました。システム上の各VMレベルで、あるいは各VMDKレベルでさえも、何が起こっているのかが理解できるようになりました。従来のストレージシステムの、カーテンの向こうで繰り広げられる『黒魔術』に対峙しなくてもよいと思うと、今はとてもすっきりした気分です。」

「ティントリではまた、別々のRAIDグループレベル、個別のストレージプール調整をしたり、複数の各LUNやデータストアを超えて、ストレージが増大する場合に備えるために、別々のセイフティマージンを保持する必要がないので、以前より正確な予想が可能です。ティントリ購入以来、軽いプロビジョニングのために1つマージンを残しておくだけです。どのぐらいの容量を使ったのか、ティントリシステムにどのぐらいの容量が残っているのかを確認できるので、全体像を把握するのがとても簡単です」とグレイ氏は言います。

正確な容量計画

旧型のレガシーシステムでACUのITチームが直面していたもう一つの課題は、更新や容量が増大した場合を考えて、どの程度のストレージを購入すべきか決定することでした。グレイ氏の説明が続きます。「従来のストレージプラットフォームでは、何テラバイト(TB)か購入しますが、「カタログの数値」を目安に,ドライブの容量に応じた判断が必要になります。ドライブの容量がはっきりせずに、ドライブのフォーマット、RAID レベル、ホットスペアリング、アレイメタデータ処理を行っているうちに、いつの間にか40%を使ってしまっている、という状況。買ったばかりの製品なのに、20TBのうち12TBしか残っていないなんて、とても上司には言えないでしょう。ティントリなら、当初どのぐらいのTBがあり、圧縮した場合もおよそどのぐらい使用したのかを知らせてくれます。我々の場合も、使用可能なTBがアレイにどのぐらいあるかはっきり知っていました。また我々の現在の負荷では、カタログの数値を上回ることが判明しました」。

費用効果のあるストレージがネットワークのアップグレードを実現

「実はティントリ社に切り替えるというのは、我々にとってかなり大きな決断でした。長年の使用で、10GbE(ギガビット・イーサネット)規模になったネットワーク集中インフラのFibre Channelをやめる、最初の一歩を踏み出すわけですから。ティントリのユニットは費用対効果に優れており、同じ予算の中でストレージのアップグレードとともに、問題の多かったネットワークインフラのアップグレードも行うことができました」と、グレイ氏は明かしてくれました。

卓越したティントリのサポート

「ティントリのサポートでもう一つ強く印象に残ったのは、こちらの質問にすぐ対応できる知識豊富なスタッフのサポートを、すぐに受けられるということ。以前のベンダーの場合、サポートを受けるまでに常に数日かかり、すぐに問題を解決するのは困難でした。それに比べてティントリ社の場合は、気持ちがいいほどスムーズに解決。すばらしいです。そもそも問題自体が起こらないので、ティントリ社に連絡する必要もない、という状況もありがたく思っています」と、グレイ氏は評価しています。

将来的に備えたポジショニング

「ティントリ社が提供してくれた環境のおかげで複雑な問題が減少し、新しい課題にチャレンジできるようになりました。ティントリ製品が、演算、ストレージ、ネットワークインフラを相互に繋げ、我々のストレージ環境の複雑さを解消してくれたのです。無駄のないITショップを備えた今は、『他の仕事』に集中できる時間が増えました。システムデザインの研究や、教授陣、スタッフ、学生に役立つような高いパフォーマンスを提供するためにより良い方法を模索するのです。我々のデータセンター向けに使用する、SDNアーキテクチャの評価を始めるのですが、ティントリ社のシステムがどのような機能を持っているのか、とても楽しみです」と、ブラント氏もコメントしてくれました。

技術革新の長い歴史

「IT部署の規模と文化的特徴からも、我々は一定の裁量により、ITに関する決定を行うことができます。もちろん欲しいからといってインフラを何でも自由に購入して良いというわけではありません。それでも新しい課題に挑戦し、革新的なベンダーと仕事をする柔軟性があるのです。知識を与え学ぶ場としての環境を備えているので、技術の統合という点に関して言えば、ACUは革新の長い歴史に恵まれています。2007年、公共施設として初めてグーグルのメールとカレンダーサービスを活用し、学生、教授、スタッフに高等教育サポートのグーグルアプリを提供しました。2008年、モバイル学習の先陣を切った大学として、全学生にモバイル端末を持たせました。新しいベンダーやアプリケーションの活用にも前向きに取り組んでいます。技術もベンダーも、自ら試して評価しています。最良にして将来有望な新技術に取り組み、感動を与えるという結果に到達できるからです。ティントリ社は、真の意味でストレージ市場の革命児であり、その恩恵を受けた我々は最高学府の教育機関において、技術を牽引することができるのです」と、グラント氏は締めくくりました。