Tintri、オールフラッシュで19TBから最大40PBまで拡張し、 最大48万台の仮想マシンを1システムでサポートする エンタープライズ クラウド プラットフォームを発表
~ Amazon Web ServiceならびにIBM Cloud Object Storageへのデータ バックアップ機能を追加し コスト効率の良い遠隔地データ保管を実現~
2017年9月20日
企業向けクラウド・プラットフォームのリーディング プロバイダーのティントリジャパン合同会社(略称:Tintri )は、エンタープライズ クラウドを実現するためのスケールアウト オールフラッシュ ストレージの新シリーズを発表しました。今日発表する「Tintri EC6000オールフラッシュ シリーズ」により、従来比4倍の最大40PBまで大きく拡張でき、最大48万台の仮想マシンを一人の管理者で運用することが可能となります。この新しいシリーズは、単一ノードでは小規模部門から、スケールアウトにより全社的なエンタープライズ クラウド インフラストラクチャーへの仮想化されたワークロードをフルサポートします。
また、今回の新シリーズに伴いアップデートされたオペレーティング システムには、新たに「Tintriクラウドコネクター」を実装し、Tintriを基盤としエンタープライズ クラウドとAmazon Web Service(AWS)およびIBMクラウドリソースを統合し、ハイブリッド クラウド サービスの基盤を構築することができます。
ミッション クリティカルなオンプレミス アプリケーションのデータ保護、アーカイブ、および災害復旧にAWSを使用し、ワンクリックでアプリケーションとデータをTintri エンタープライズ クラウドに復旧できます。「Tintriクラウド コネクター」は、VMとコンテナレベルでストレージを抽象化する「Tintri CONNECTアーキテクチャー」を使用し、最速のリカバリー時間と最大限の柔軟性を実現します。
今回発表した製品は次のとおりです。
エンタープライズ クラウド プラットフォーム「Tintri EC6000 オールフラッシュ シリーズ」
「Tintri EC6000」は、EC6030、EC6050、EC6070、EC6090の4つのモデルで構成され、1ユニットあたり最高32万 IOPSのパフォーマンスと、わずか2ラックユニット(2 RU)の19TBから645TBの論理実効容量を備えた新しいエンタープライズ クラウド プラットフォームです。このシリーズは最新の3D NAND技術と高密度ドライブを活用して、1GBあたりの容量とコストを削減します。
Tintri VMスケールアウトにより、複数ユニットを疎結合し、容量とパフォーマンスを柔軟かつリニアに向上させることができます。本日より、従来の2倍となる64台を1つのストレージプールとして扱うことができ、最大2千万 IOPS、40PBの論理実効容量、48万台の仮想マシンを1人の管理要員ならびに1つの管理コンソールで運用することができます。
「Tintri EC6000」 は、アプライアンス モデルでありながら、必要な容量を拡張できるように、SSD単位で細かく追加することができます。Tintriのユーザーインターフェースでクリックするだけで、サービスを停止することなく容量を細かく拡張することができます。
- 「Tintri EC6090」 論理実効容量77-645TB / サポートVM数 7,500
- 「Tintri EC6070」 論理実効容量 38-322TB / サポートVM数 5,000
- 「Tintri EC6050」 論理実効容量 38-322TB / サポートVM数 2,500
- 「Tintri EC6030」 論理実効容量 19-80TB / サポートVM数 500
パブリッククラウドとの統合を実現するソフトウェア「Tintriクラウド コネクター」
社内のTintriエンタープライズ クラウド インフラストラクチャーをAWSおよびIBMクラウド リソースと統合して、エンタープライズ クラウドとパブリック クラウドの両方のビルディング ブロックを使用してハイブリッド クラウド環境を構築できます。
- ミッション クリティカルなオンプレミス アプリケーションのデータ保護、アーカイブ、および災害復旧にAWSを使用し、ワンクリックでアプリケーションとデータをTintriエンタープライズ クラウドに復元
- VMとコンテナレベルでストレージを抽象化する「Tintri CONNECTアーキテクチャー」を使用して、最速のリカバリー時間と最大限の柔軟性を実現
その他の新機能
- Tintri Analyticsにコンピューティング リソースを追加し、サーバー側のCPU、メモリ、ならびにストレージ側の容量、性能それぞれ使用率の予測を立てることが可能。シミュレーション機能を備え、今後の投資計画を的確に判断。
- サブマウント毎に設定可能なマルチテナント クォータ機能を備え、QoSやデータ保護に関わるポリシーをTintri Global Centerにて一元管理するエンタープライズ クラウド アーキテクチャーを実現。
価格について
「Tintri EC6000 オールフラッシュ シリーズ」の主な仕様と価格は以下のとおりです。
モデル |
実効容量 |
論理実効容量* |
サポートVM数 |
参考価格(税抜) |
EC6090 |
15TB~ |
77TB~ |
7,500 |
54,750,000円~ |
EC6070 |
8TB~ |
38TB~ |
5,000 |
35,100,000円~ |
EC6050 |
8TB~ |
38TB~ |
2,500 |
28,800,000円~ |
EC6030 |
4TB~ 最大16TB |
19TB~ 最大80TB |
500 |
13,485,000円~ |
※論理実効容量は、インライン重複排除および圧縮を用いたデータ削減後の値です。シンプロビジョニングによる効果は含まれていません。
「Tintriクラウド コネクター」の主な仕様と価格は以下のとおりです。
製品名 |
サポートOS |
サポート ハイパーバイザー |
サポート クラウドサービス |
参考価格 (税抜) |
Tintriクラウド |
Tintri OS 4.4以上 TGC3.7以上 |
VMware vSphere |
|
1,080,000円~ |
販売について
Tintri EC6000、ならびにTintriクラウド コネクターは本日9月20日より以下のTintri販売パートナーから販売されます。
(50音順)
兼松エレクトロニクス株式会社
東芝ITサービス株式会社
株式会社ネットワールド
ネットワンパートナーズ株式会社
ノックス株式会社
富士通株式会社(OEM製品「FUJITSU Storage ETERNUS TR6000 series」として販売)
株式会社富士通エフサス
丸紅情報システムズ株式会社
ユニアデックス株式会社
「Tintri EC6000」製品写真(下記よりダウンロード可能です)
正面写真:tintriec6000fronthighjpg
背面写真:ec6000backjpg
参考情報
Tintri EC6000関連情報:https://tintri.co.jp/products/tintri-ec6000
【Tintri について】 https://tintri.co.jp
Tintriは、企業やクラウド サービス プロバイダーに、自社のデータセンター内にパブリッククラウド機能を提供するエンタープライズ クラウド プラットフォームを提供します。クラウド管理ソフトウェア、Webサービス、あらゆる種類のフラッシュ ストレージ システムを組み合わせたTintriは、俊敏性や自動化などのパブリック クラウド インフラストラクチャーの多くの利点を提供するだけでなく、機敏な開発環境を構築するために必要な管理と経済性も向上しますクラウド ネイティブ アプリケーションやミッションクリティカルなエンタープライズ アプリケーションを実行できます。企業はTintri エンタープライズ クラウドをプライベート クラウドの基盤とし、アプリケーションのパフォーマンスを保証し、一般的なITタスクを自動化して運用経費を削減し、コンピューティング、ストレージ、ネットワークのトラブルシューティングを行い、組織のニーズを予測します。Tintriは組織が複数のハイパーバイザー間で1台のシステムで数万の仮想マシンや混在したワークロードを容易にサポートできるようにします。また、組織はカスタマイズされたワークフローを開発し、業務を自動化することができます。 Tintriは、サーバー仮想化、仮想デスクトップ インフラストラクチャー、災害復旧とデータ保護、開発運用、または開発運用など、さまざまな用途に対応しています。Tintriを使用すると、数TBから数十PBまで簡単に拡張でき、マウスを数回クリックするだけでスピンアップ、アプリケーションの移動、トラブルシューティングを行うことができます。数日を要したトラブルシューティングは、ほんの数分で完了することができます。 Tintriのエンタープライズ クラウドは、企業が市場投入のスピードを向上させ、ITを内部ビジネス グループのサービスとして提供するのに役立ちます。 Comcast、Chevron、NASA、Toyota、United Healthcare、フォーチュン100の20%を含むクラウド サービス プロバイダーと、エンタープライズ クラウドを導入している企業がTintriを信頼するのはこのためです。