最新Tintri vSphere Web Client Plug-in(VCP)で仮想マシンとストレージの管理を簡素化
Tintri VMstoreが持つインテリジェントな機能をVMware vCenterインターフェースから利用可能に
TintriはVMware vSphere Web Client Plug-in(VCP)の最新版3.0.2.1をリリースしました。最新版3.0.2.1では、現在のバージョンvSphere 7.0 Update 2を含む、VMwareの最新のvSphereリリースを完全にサポートしています。
VMware vSphere Web Client Plug-in(VCP)とは?
まず最初に、Tintri vSphere Web Client Plug-in(VCP)をご存知でない方もいらっしゃるかと思いますので、簡単にどのようなものかおさらいをしたいと思います。
Tintri vSphere Web Client Plug-inは、ストレージおよびサーバー管理者がネイティブのVMwareツールを通じて、Tintri VMstoreの仮想マシン対応機能を利用できるようにするブラグインで、日常の仮想化環境の管理をシンプルにします。
Tintri VCP アプローチは非常に柔軟です。お客様が使い慣れているネイティブのvSphere Web Clientインターフェイスを引き続き使用でき、さらに、Tintri VMstoreが持つインテリジェントな機能、仮想マシンごとのデータ管理やエンドツーエンドのレイテンシの視覚化などを、すべて VMware vCenterインターフェースから利用することができるのです。
素晴らしいことのように聞こえますが、実際には??
Tintri VMstoreはインテリジェントなインフラストラクチャです。これはマーケティングのバズワードに聞こえることは承知していますが、実際に誇張ではないのです。
Tintri VMstoreは、ストレージ管理タスクの大部分を自律的に実行します。データ保護とトラブルシューティングに関連する手動タスクが依然として必要な場合が多いのですが、これらのタスクもTintri VCPによって、vSphere管理者が日常的に利用しているvSphereコンソールから実行することができるようになります。つまり、次のようなタスクを実行するために、Tintri Global Center(TGC)またはTintri VMstoreインターフェイスにログインする必要がなくなり、vSphereコンソールから実行できます。
・データ保護アクティビティ – スナップショットとレプリケーション(開発/テストとDRのための大規模なクローン作成とスケーリングを含む)
・ボトルネックなどのトラブルシューティング:VMstoreはインフラストラクチャ全体に関するインサイトを提供します。管理者は、vSphereコンソールから、VMstoreの問題の原因となっている特定の仮想マシンを特定できます。
さらにお伝えしておきたいこと
Tintri VCPの優れた機能の1つに、vSphereのRBACルールを活用してVMを管理できることがあります。たとえば、VCPにより、部門管理者は自分が特に担当する一連の仮想マシンのストレージにアクセスして制御することができますが、管理者が担当しない仮想マシンに変更を加えることを制限されるという構成が可能です。これにより、企業全体の管理者は、関連するタスクを、それらを管理する必要のある特定の管理者に限定することができます。
全体的な機能と利点は、VCPバージョン全体で基本的に変更されていません。しかし、VMwareがvSphereシッククライアントとフラッシュクライアントのサポートを終了し、いくつかの機能は新しいHTML5クライアントで互換性がなくなりました。Tintriは、VMwareのこの急な変更に対応し、このツールセットがHTML5と完全に互換性を持つようにしています。
まだ、Tintri VCPをご利用になっていない方は、VMware環境のストレージ管理、インフラ管理がいかに合理化されるかを是非体験してみてください。
VMwareとTintriの両方のテクノロジのエキスパートであるお客様からのコメント
「VCPプラグインが大変役立つことをレポートできるのは嬉しいことです。」
~ メイガス・オスターランド
VMwareソリューションスペシャリスト