仮想環境でのデータ保護の課題を解決するには
仮想化は、ダウンタイムを削減し柔軟に拡張できるなどの多くのメリットがあり統合が進みますが、この統合が高まることでデータ保護の課題が浮き彫りになるケースが多くあります。ダウンタイムとデータの損失は大きな課題となり、技術的な課題も深まるからです。
もちろん、データ保護は、災害、ハードウェア故障に備えるだけではありません。操作ミスによって誤って消去してした場合、バージョンアップなどに伴う障害から普及したいなど、様々な事象に合わせた対策が必要となります。
仮想環境のデータ保護の課題
- 集約されることによりデータの容量も増え重要性が高まり、RTO/RPOなど策定が重要となる
- バックアップのためのシステム停止時間は許されない
- バックアップの負荷による性能への影響も課題となる
- バックアップソフトなどの管理ポイントが増える
- クラウドなどへのバックアップなどによってさらに管理が複雑になるケースもある
- などがあります。
このような仮想環境におけるデータ保護の課題を解決する従来の方法
- ストレージのスナップショットやクローン機能を使ってホストやネットワークへの負荷をかけずに素早いバックアップとリカバリを実現する
- しかし、従来のストレージは、もともと仮想化向けに設計されたものではないため、仮想化環境においてもLUN/ボリュームの単位であり非効率的。追加の調整やトラブルシューティン グに手間もかかる
- 多くのユーザーが仮想マシン単位でのデータ保護を望んでいる
- VMwareスナップショットでは、保存期間、ベストプラクティスに基づく最小保存数の制限、容量不足などが課題となる
仮想環境におけるデータ保護の課題のベストな解決策Tintri VMstore
Tintri VMstoreは、ストレージのスナップショット・クローンでデータを保護しますが、各VMをオブジェクトとして扱うため、VM単位に効率的にバックアップ・リストアできます。
柔軟なデータ保護が可能になり、環境の監視と保守にかかる時間も短縮できます。
リストアは、データ保護のおける大変重要な要素です。 ビジネスニーズにあったRTOを満たす要であり、簡単でシンプルな操作が求められます。
繰り返しになりますが、ストレージ機能を利用したリストアは高速ですが、従来ストレージではLUNとボリュームの単位になリますので、迅速にリカバリは困難です。Tintri VMstoreでは、仮想マシン全体のリカバリ、 VMDK および構成ファイルのリカバリ、個々のファイルリストアなど非常に迅速で柔軟なリカバリができます。
さらに、Tintri vCenter Plugin をご利用いただくことによって、Tintri 独自のデータ保護機能を vCenter から簡単に操作ができるようになり、ユーザにオペレーションを譲渡することでインフラ管理者の工数を削減することが可能となります。
Tintriの提供するデータ保護機能の詳細は録画Webセミナーで解説していますので、ぜひ視聴ください。