Microsoft Exchange Server 2013向け Tintriに展開するためのベストプラクティスガイド

対象読者

本書は、Microsoft Exchange Server 2013 (VMware vSphere で仮想化) を Tintri VMstore システムに展開するためのベスト プラクティス ガイドです。対象読者は、VMware vSphere と Tintri VMstore ストレージ アプライアンスを利用した仮想インフラストラクチャで Microsoft Exchange Server の展開や管理を担当する IT 管理者やアーキテクトを想定しています。本書では特に Exchange Server 2013 と vSphere 5.5 について取り上げるため、全てのテスト、手順、スクリーンショットはこれらのバージョンを使用したものになります。

要旨

Exchange Server は、市場で最も多く利用されているマイクロソフトのメール管理ソリューションで、メール、予定表、連絡先などのデータを包括的に管理できます。ストレージ システムはこの10 年の間に革命的な変化を遂げてきました。フラッシュ、仮想化、クラウドなどの新たな展開手法が生まれてきましたが、一方で従来型のストレージは仮想化の取組みの妨げになるほど変化に遅れをとってきました。特に Exchange Server は、仮想化を進めるうえで大きな課題を抱えています。
その主な理由は、従来のストレージ システムならではの制約が原因でパフォーマンスに支障をきたしたり、管理が複雑になったりという二重のデメリットが生じている点です。
ティントリはそうしたこれまでの慣習と現状を打破するべく、仮想化環境とクラウド展開専用のVMstore ストレージ ソリューションを構築しました。仮想化を優先する組織向けのソリューションとして、オールフラッシュ レベルのパフォーマンス、VM 単位での可視性、管理のシンプルさを実現する Tintri VMstore システムを提供しています。
ここでは、Microsoft Exchange Server 2013 を VMware vSphere 5.5 環境で仮想化し、ストレージにTintri VMstore 3.1 を使用した場合のセットアップ手順と、展開を確実に成功させるためのベストプラクティスをご紹介します。このガイドラインに従っていただくことで、エンド ユーザーからの苦情や管理上のトラブルを防ぎながら、自信を持って Exchange Server を仮想化し、Exchange 環境をスケーリングする際のコストと複雑さを軽減できるようになります。
本書では、一般的な大企業の展開環境としてユーザー 16,000 人の Exchange Server 環境を想定し、展開とベスト プラクティスの設計、検証を行いました。ただし、このガイドラインのほとんどはそれよりも小規模な環境や大規模な環境にも適用できます。ユーザー数に関連する計算では、これより多いユーザー数や少ないユーザー数で置き換えても問題がないようになっています。


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