クリーブランド美術館、IntelliFlash™ HDによってARTLENSギャラリーを強化

1913 年に設立されたクリーブランド美術館(CMA)は、世界で最も著名な、総合美術館の1つです。アメリカ中西部における、主要な公共施設、文化機関として、美的、知的、専門的な高い基準で世界最高の芸術を一般に公開することを目指しています。

Tintri とクリーブランドにあるワールドクラスのクラウドサービス・プロバイダーであるBlueBridge Networks の支援を受けて、この美術館は、パーソナルにそして感情的にも来館者を芸術作品とつなぐ多面的で革新的な顧客体験を提供する ARTLENS ギャラリーを作り上げました。

ARTLENS ギャラリーは、デジタルテクノロジーを使って、来館者がより近くで鑑賞し、より深く美術館のコレクションを楽しむことができる、多面的で革新的な顧客体験を提供します。来館者は、ArtLens Studio ではオリジナルのアートワークを成し、ArtLens Exhibition では芸術作品やインタラクティブな作品と深く関わり、ArtLens Wall では世界的に有名なコレクションとつながることができます。ArtLens アプリを利用することによって、アートワークを保存し、インタラクティブな体験をしながら撮影した写真について学習し、アプリのレスポンシブ・ウェイファインディング・テクノロジーによって美術館全体の体験をマップにすることができます。入り口の幅 20 フィートの画面では、無数のストップモーションで、他のコンポーネントから現在館内にいる来館者の作品を表示します。ARTLENS ギャラリーは、2017年 9 月に完全に完成しました。

課題:美術館のアートコレクションの拡大・縮小

2010 年に、クリーブランド美術館は大胆で革新的な目標を掲げました。それは、美術館での体験を根本から見直し、再設計することです。クリーブランド美術館の最高情報責任者であるジェーン・アレクサンダー氏は、「美術館では、テクノロジーではなく、芸術が最前面にあることが不可欠です」と話しています。「しかし、芸術を輝かせる、テクノロジーの力を使うためには、そのインフラストラクチャを適切に配置する必要があります。私たちは、テクノロジーが見えないけれども、実際にはあらゆるところで使われているような、そんなアートについてのエクスペリエンスを作りたかったのです」と、アレクサンダー氏は続けます。「最高の展示は、テクノロジーではなく、芸術を意識させるものです」。

しかし、ワールドクラスの、革新的で、インタラクティブな展示を行うことは簡単ではありません。Digital Innovations and Technology Services(デジタルイノベーション&テクノロジーサービス)部門は、45,000 を超えるアート作品の構造化データと非構造化データ、インタラクティブなコンポーネントをデジタル化、整理、集中化するだけでなく、必要なパフォーマンス、記憶容量、スケールを処理できるストレージ・インフラストラクチャを求めていました。

「ストレージは、私たちが行うすべてのことの基盤となります。テクノロジーが来館者の体験と密接に関連しており、美術館全体の基盤は、SAN、ストレージネットワーク、レプリケーションの上に構築されます」と、クリーブランド美術館の Director of Technology Operations(テクノロジーオペレーション・ディレクター)のトム・フッド氏は述べています。「私たちは、美術館のコレクションとそれに関連付けられたデータを、安全に拡張、拡大でき、利用者が影響を受けないようにするアレイが必要でした」。

ソリューション:IntelliFlash HD シリーズ・システム

プロジェクトに入って2年後、フッド氏と美術館の Digital Innovations and TechnologyServices 部門は、このプロジェクトへの取り組みでは不十分であることに気づきました。「当館のデータはすでに急激に増大していました。容量の問題、バックアップなどのメンテナンスための労力の問題もありました。制御が非常に困難になっていました。インフラストラクチャへの要求が、限界を超えてしまっていたのです」。

この時点で、美術館はオハイオ州の主要なクラウドサービス・プロバイダーであるBlueBridge Networks に支援を求めました。「BlueBridge は、クリーブランド美術館が構築したインフラストラクチャとアプリケーションの、プライマリソースとセカンダリソースになりました」と、BlueBridge Networks のマネージング・ディレクター、ケビン・グッドマン氏は述べています。「クリーブランドとコロンバスの間に 100G のパイプラインがあります。つまり、実際には、美術館がクラウドにデータを保存する場合においても、オンプレミスでデータを保存する場合よりも速い速度を得ることができます」。

しかし、この速度を活用するために、クリーブランド美術館は、ほとんど構造化されていないデータを処理できるストレージを必要としていました。同時に、かつてないレベルのパフォーマンス、データ統合、シンプルさ、経済性も求められました。「美術館というのは、すべてのものが視覚的なのです」とフッド氏は話しています。「テクノロジーが向上し、画像をキャプチャ、あるいは、コレクションをより詳細に収集できるようになると、それに伴う拡張性が必要になりました。実際、私たちの作品の多くは、インタラクティブな展示のために 3D でキャプチャされています」。クリーブランド美術館の写真スタジオでは、カメラマンがあらゆる角度からオブジェクトを撮影する、フォトグラメトリーを使っており、これが 3D になるのです。

BlueBridge は、美術館の求めているものをヒアリングした結果、Tintri の IntelliFlashHD シリーズをすぐに選択しました。「ハイパフォーマンスであるだけでなく、手ごろな価格で非常にスケーラブルなオールフラッシュを探していたのですが、まさに IntelliFlash は、最適な選択肢でした」とグッドマン氏は述べています。

IntelliFlash HD シリーズは、受賞歴のある IntelliFlash インテリジェント・インフラストラクチャをベースとする、コアの製品です。IntelliFlash プラットフォームは、フラッシュ管理、データ永続性、データ管理、アナリティクスにおけるいくつかのアーキテクチャのイノベーションを統合し、これまでにないレベルのパフォーマンス、データ統合、シンプルさ、経済性を実現します。IntelliFlash HD シリーズを使うと、企業は複数の混合したワークロードとデータを1台に簡単に統合して、パフォーマンスと経済性の最適なバランスを実現することができます。

効果:これまでにない美術館の顧客体験を実現

混合ワークロードの統合のための低レイテンシで高スループットの IntelliFlash HD シリーズによって、構造化されていないあらゆる形式のデータが、それがどれだけ大きくても、処理が可能となりました。

「データベースクエリは信じられないほど早く動作しました」とフッド氏は述べています。「レイテンシを限りなく小さくすることは、来館者の体験にとって非常に重要で、すべてがスムーズに動作します。サブミリ秒の範囲のレイテンシにより、来館者はワールドクラスのアート体験を、中断されることなくシームレスに楽しむことができます」。

同美術館は、デジタルアートのコレクションの増大にも対応が可能となりました。「50% という高いデータ削減率を得ています」と、グッドマン氏は話しています。「これにより、コレクションを問題なく増大させることができ、ニーズが生じたときに簡単に容量を拡張できます」。

BlueBridge Networks の CTO、ロジャー・ミタン氏は Tintri のカスタマーサポートに感銘を受けました。「私たちは Tintri のチームを私たち自身の延長だと、本当に思っています」とミタン氏は話します。「私たちはエンジニアをファーストネームで知っています。彼らは美術館の使命を第一に考えてくれます。どれだけ私たちを助けてくれているか、それは信じられないほどです」。

すべてが揃った IntelliFlash HD シリーズは、クリーブランド美術館の芸術的なビジョンの実現を支援し、世界で最も革新的で印象的な美術館体験をサポートしています。

「ARTLENS ギャラリーは、来館者とアートのギャップを斬新な体験でつなげ、人々が遊びを通して学び、CMA の世界的に有名なコレクションと永く結びつけられます。来館者は、ARTLENS ギャラリーで開発したツールセットを使って、CMA を超えて、どこでも芸術作品にふれることができます。CMA はテクノロジーのためにテクノロジーを使うことは決してなく、アートとデジタルイノベーションを結びつける革新的で没入型の体験を提供し続けます」とアレクサンダー氏は話しています。「私たちのプロジェクトを支援し、IntelliFlash HD シリーズのパワーなどの優れたリソースを提供するために、美術館のパートナーとなってくれた BlueBridgeに感謝します」と、フッド氏は述べています。