太陽生命保険株式会社

太陽生命保険株式会社

全国160拠点4,300人の全事務職員が利用する仮想デスクトップ環境で常に安定した性能を実現
フラッシュヒット率100%(※)、データ容量も約47%削減

4,300人が利用する仮想デスクトップ環境で安定したパフォーマンスを維持するために

累計販売件数235万件を突破した契約組立型商品「保険組曲Best」をはじめ、家庭市場に強みを持つ太陽生命。同社が目指すのは、時代の変化を先取りした「最良の商品・サービス」をご家庭にお届けする生命保険会社だ。「健康寿命の延伸」が社会的課題となる中、業界初の認知症を保障する「ひまわり認知症保険」、内務員がお客様を訪問しお支払い手続きをサポートする「かけつけ隊」など革新的な商品・サービスが好評を博している。

太陽生命では、業界最高水準の業務効率・業務品質、強い営業力、高いお客様満足の実現に向け、スマートワークに取り組んでいる。

太陽生命保険株式会社
IT企画部
課長
池田 睦 氏

スマートワークの実現に向け、本社事務職員への仮想デスクトップの導入実績を踏まえ、2016年には全国160拠点に展開するプロジェクトがスタートした。本社も含め全事務職員4,300人が利用する仮想デスクトップにおいて安定したパフォーマンスを維持していくためにはストレージの設計や運用が複雑化する。「どこから考えるべきか、悩みました」とT&D保険グループのICTインフラを担うT&D情報システムの谷口暢哉氏は振り返る。課題解決へのターニングポイントとなったのが、仮想化環境専用ストレージETERNUS TR seriesとの出会いだった。「スマートワークとはより生産性高く効率的に働き、最大の成果を出すということです。先進的なICTを活用し仕事の仕組みを変え、働き方改革を進めています」と太陽生命の池田睦氏は話す。

T&D情報システム株式会社
テクニカルサポート一部
IT基盤管理一課
マネージャー
谷口 暢哉 氏

「物理環境の仕組みではなく仮想化環境からのアプローチとして、以前からティントリ社の仮想化に特化したストレージに関心を持っていました。ストレージ側で仮想マシン1台1台を認識できるといった特徴は、仮想化環境でのストレージ運用に大きなメリットをもたらします。こうした革新的な技術を開発したティントリ社の創業者が、元VMware社の技術開発の総責任者であったことも採用時の追い風となりました。太陽生命において豊富な導入実績を持つ富士通さんから、米国ティントリ社のOEM製品ETERNUS TR seriesがリリースされたと知って、すぐに提案してほしいとお願いしました」(谷口氏)。

簡単設定、チューニングレス、トラブルも一切なく全国160拠点への展開もスムーズかつ短期間で実現

大規模仮想デスクトップ基盤を支えるストレージでは、安定性と運用性の両面が重要となる。「ETERNUS TR seriesは自動QoS(Quality of Service)により仮想マシンの稼働状況に合わせた性能チューニングを自動で実施します。過大なI/Oの発生時もチューニングレスで性能低下を回避できます」(谷口氏)。

T&D情報システム株式会社
テクニカルサポート一部
IT基盤管理一課
須藤 潤 氏

ハンズオンに参加したT&D情報システムの須藤潤氏は「ETERNUS TR seriesは収容可能な仮想マシンの台数に応じてストレージ容量が最適化されており、簡単設定で作業時間も10分しかかからず1日で構築できました」と話す。太陽生命の業務を支えるストレージとなるため富士通のサポート力も採用のポイントとなった。

同プロジェクトではストレージ仮想化製品のVMware vSANも検討した。「今回は規模が大きいため、ソフトウェアのVMware vSANでは膨大なサーバ管理への懸念がありその対応を考慮

しました。ハードウェアのETERNUS TR seriesは運用管理面でアドバンテージがありました」(谷口氏)。

T&D情報システム株式会社
テクニカルサポート一部
IT基盤管理一課
阿久津 昌史 氏

2016年4月、太陽生命はETERNUS TR series、デスクトップ仮想化ソフトウェアVMware Horizon 7を中核とする仮想デスクトップ環境の採用を決定。2016年7月に製品納入後、同年10月から全国160拠点への展開を開始し2017年3月にすべての作業を完了した。「ETERNUS TR seriesは構築が容易であり、システム導入時に用途に応じた個別の事前チューニングも必要としません。また仮想デスクトップの100台追加も50分程度でできるなど展開も容易です。段階的に仮想マシン台数を増やしていきましたが、問題は一切起きることなくスムーズかつ短期間で全拠点に展開できました。ストレージに手間がかからなかったことが大きなポイントになったと思います」とT&D情報システムの阿久津昌史氏は話す。

フラッシュヒット率100%(※)、レイテンシー平均1ミリ秒、仮想マシン単位で性能を可視化しボトルネックを迅速に特定

導入効果について「SSDとHDDのハイブリッド構成でコストを抑制しながらフラッシュヒット率100%(※)、レイテンシー平均1ミリ秒を維持しています。またデータ圧縮効果により仮想デスクトップ用で約47%、サーバ用で約35%のデータ容量削減を実現しています」と須藤氏は話す。

仮想化環境において障害発生の際、問題の切り分けが難しいといった課題を解決できるメリットも大きいと谷口氏は話す。「ETERNUS TR seriesでは仮想マシン単位でサーバ、ネットワーク、ストレージレベルのパフォーマンスを可視化できるためボトルネックを迅速に特定できます。また効果的で正確なキャパシティプランニングを行いやすくなります」。

今後の展開について池田氏は次のように話す。「今後、約1,000台の特定業務用端末の仮想化を行っていきます。また在宅勤務などスマートワークの領域拡大への柔軟な対応が可能となったことで、災害時の事業継続のための選択肢も広がります。富士通さんにはこれからも安定稼働のサポートはもとより先進的な提案を期待しています。ティントリ社には革新的な製品をつくり続けていただきたい」。

※ 2017年6月時点の実績
※ 富士通の「ETERNUS TR series」は米国ティントリ社のOEM製品です。