ワシントン州立大学

VDIストレージのパフォーマンス面の課題を克服した高等教育業界の事例

ビジネス上のメリット

  • コスト効率の高いフラッシュベース のパフォーマンスが高いVDI環境を実現できた
  • 小さな設置面積で極めて高いゲストOSの集約度が実現できるため、運用コストが削減された
  • 単一の大規模な統合データストアが構築されるため、管理が簡単になり、緊急の対応が可能になった

ワシントン州立大学(WSU)は学生数が26,000名を超える、国内で幅広い認知度を誇る公立の研究大学です。WSUはプルマンキャンパスに加えて、スポケーン、トリシティズ、およびバンクーバーにもキャンパスがあります。

WSUのCollege of Engineering and Architecture(CEA)は受講生のデスクトップを仮想化して、コスト効率が高くセキュアな環境を提供すると同時に、運用コストを削減する必要がありました。初めにVDIソリューションの展開を試みましたが、既存ストレージでは必要なパフォーマンスを得られなかったために失敗しました。

お客様の課題

WSUのCEAは従来型ストレージ システムを組み合わせてインフラストラクチャ サーバーのゲストOSを処理していました。サーバー環境は99%仮想化されていました。WSUシステム管理者のRyan Makamson氏は次のように話します。「弊社はVDI環境に必要なIOPSの多さに打ちのめされていました。既存のストレージ システムがボトルネックになっていました」

問題となっていたのは管理の複雑さでした。「既存ストレージ システムではパフォーマンスと容量利用率をデータストア単位で実現できましたが、個々のゲストOS単位、および仮想ディスク単位では実現できませんでした。既存システムからパフォーマンスに関する可視化を実現することは、うまくいったとしても面倒な作業でした。トラブルシューティングに実際に活かされることはほとんどありませんでした」

もう1つの問題点は、表に出ないソフトウェア ライセンス コストでした。Makamson氏は続けます。「すべてのささいなデータ管理のソフトウェアでは、機能毎にラインセンスを支払う必要がありました。あらかじめコストを把握することは簡単ではありませんでした」

Tintríのソリューション

WSUのCEAは、懐疑的であったものの、VDI環境にTintriのフラッシュベース ソリューションを利用し、ゲストOSインフラストラクチャを単一データストアに統合することに感銘を受けていました。

WSUのCEAはプルマンキャンパスにTintri T540システムを展開しました。このシステムは仮想デスクトップを処理するために、13.5 TBの使用可能容量を1つのデータストアで提供しています。Makamson氏は言います。「ラックへの取り付けとスタック化におよそ20分かかりました。 vCenterサーバーに接続し、さらに1時間かからずにVMware Viewで管理されるリンククローンゲストOSをTintriに展開しました」

お客さまのメリット

「VDI のためにT540を実装したことで、パフォーマンス上のボトルネックがなくなりました」と、Makamson 氏は言います。WSU のCEA は1 つのTintriシステムに数百台の仮想デスクトップを展開して、運用面を大幅に省力化しました。Makamson 氏はまた、このように述べています。「Tintri のGUI にはパフォーマンスおよび容量に関する詳細な情報がゲストOS 単位で可視化されており、従来のストレージからの置き換えで管理が大幅に簡素化されました」

「目に見えないライセンス コストはなくなり、高等教育の厳しい予算環境にメリットをもたらしています。このため、思いどおりにVMware View を展開し、実行することができました。Tintri でゲストOS を実行すると、私のラップトップよりも高速に処理されます」

Tintriに対する今後の期待

Makamson 氏は次のように言います。「すべてがうまくいっています。最初のVDI 環境がTintri VMstore の導入によって成果を上げたため、別の部門でも同様な成果を期待しています」

「私がTintri に期待している機能の1 つは、複数のvCenter サーバーに同時に接続しながら、すべてのvCenter からゲストOS の可視化ができるようにすることです。この機能はTintriのロードマップに記載されています」

まとめ

従来型ストレージ システムで数百台または数千台のゲストOS を実行すると、パフォーマンス、コスト、および管理の複雑さが発端となって、VDI プロジェクトの行き詰まりや失敗を招くことがありました。Tintri VMstore はフラッシュを利用する専用の製品です。数百台の仮想デスクトップのパフォーマンスを非常に小さな設置面積で実現し、容量とパフォーマンスをゲストOS 単位で管理することができます。コスト効率の高いパフォーマンスと管理の簡素化を両立できるため、WSU のCEA はVDI ソリューションを展開し、管理を大幅に簡素化することに成功しました。「Tintri はトラブルのないストレージです」と、Makamson 氏は話します。